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更新日:2022/12/09

結婚のメリットは男女では違う?男性にとって結婚ってデメリットばかり?女性は?


大好きな人と人生をともに歩むことを決める「結婚」という選択。
家族が増える、好きな人とずっと一緒にいられるのはとても幸せなことですが、
一方で「結婚は人生の墓場」なんていうフレーズも耳にしたことのある人もいるのでは。

結婚をする気はあるのに踏み切れない男女は、それぞれどんなことにデメリットに感じているのでしょうか。
また、結婚にはどんな良い事があるのでしょうか。

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未婚男性の多くは「結婚」をデメリットが多いと感じてしまっている現実


国内の結婚、出産、子育ての現状と課題を調べるために、
国立社会保障・人口問題研究所がほぼ5年ごとに実施している「出生動向基本調査」という調査があります。
その中で、未婚男性が回答した「独身の利点(メリット)」について、
どの調査年でも圧倒的な一位は「行動や生き方が自由」であるという結果が出ています。
最新の2015年度調査では、69.7%という数値でした。

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年によって多少の前後はありますが、
次点は「金銭的に裕福」、「家族扶養の責任がなく気楽」、「広い友人関係を保ちやすい」という理由が続きます。
これらの傾向は1987年以降ほとんど変わっていません。
この調査より、未婚男性は結婚について、
「行動や生き方、金銭、友人関係などが束縛されてしまうリスクがあり、さらに家族を扶養する責任を負うもの」であると警戒していることがわかります。

また、同じ調査で、同じく未婚男性に「結婚の利点(メリット)」を問うと、
「自分の子供や家庭を持てる」が1987年時点からほぼ一貫して増加し続け、
2015年には、男女ともにトップメリットとして挙げています。

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一方で、「精神的安らぎの場が得られる」を挙げる人は2000年代からは減少しています。
「愛情を感じている人と暮らせる」に至っては、男女ともに10%台。
調査を重ねるごとにこちらも減少の一途をたどっています。
さらに興味深いのが、2002年までは男性は「子供を持てる」よりも「精神的な安らぎの場」を挙げた人の割合が上回っていたのですが、2015年には逆転。
結婚に対して、気持ち的な充足感というメリットを求める人が減少しているのです。

未婚でい続ける精神的・金銭的なメリットを感じつつ、
結婚することで得られる愛情ややすらぎに対して、大きな期待を持っていないことがわかります。

未婚率が高くなっているのは結婚に対するマイナスイメージから?


これまで結婚に対して未婚男性が考えるメリット・デメリットを見てきました。
その中で男女で最も差が出た考え方が「経済的に余裕を持てる」という部分です。
男性は、未婚でいるメリットとして金銭的に余裕があることを挙げる人が多いのに対し、
女性はそこまで割合が高くありません。
むしろ、女性は結婚することのメリットとして経済面を挙げる割合が多いのです。
つまり、男性と女性とでは、結婚に対して金銭的・経済的な考え方が正反対であり、
その差を「結婚したらお金が自由に使えなくなる」とデメリットに感じている男性が多いのではないでしょうか。

前項の「出生動向基本調査」(2015年)によると、
未婚男性のうちいずれは結婚しようと思っている人の割合は、85.7%と高い数字になっています。
つまり、ほとんどの男性が結婚願望を持っているということです。
その一方で、独身でとどまっている理由として、金銭的な理由を挙げる人の割合も多くなっています。
そして男女比でみると、圧倒的に男性の回答が多いのです。
これには、時代の流れも大きく関係していると考えられます。
女性活躍推進法によって能力のある女性が男性に代わって重要なポストに就くことも増えてきた一方で、
全労働者に占める非正規雇用の割合も少しずつ増えてきています。

しかし、結婚すると男性が家族を養うというイメージは一般的にはまだまだ強いでしょう。
子供が生まれると、さらにお金がかかることは容易に想像できます。
それでなくても、結婚式や新婚旅行、婚約・結婚指輪の準備など、結婚時にもまとまった大きな金額が必要になりますよね。

自分のお金を自由に使えなくなるという不満と、
自分の収入で家族を養っていけるのかという不安が、男性を結婚から遠ざけているのかもしれません。
男性は結婚してこそ一人前という風潮があった時代もありますが、
現代では未婚のままでも社会的信用を失うことは全くありません。
ネットでの買い物や食事の宅配サービスなども当たり前になってきており、
結婚することによる生活上の利便性の向上もそれほど大きくはありません。
マイナスイメージまでは持っていなくとも、「特にメリットもない」と考える男性もいるのではないでしょうか。

女性は結婚のメリット・デメリットをどう思ってる?


では、女性は結婚に対してどのようなメリット・デメリットを感じているのでしょうか。

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先ほどの調査によると、女性は結婚に対して「自分の家族・子供を持てる」ことをメリットと感じている割合が一番多く、
「精神的な安らぎ」、「親や周囲の期待に応えられる」と続きます。

これは、男女とともに同じ傾向です。
それと同時に、顕著に違う点があります。
女性は、「経済的に余裕が持てる」という項目をメリットに挙げる割合が、男性より圧倒的に高くなっているということです。
これには様々理由があると思いますが、
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)によると、一般的には男女間の平均の収入差は小さくなく、
ほぼすべての職業でまだ男性の収入が女性を上回っています。
また、女性は出産・育児などで休職や離職を余儀なくされる場合もあり、
結婚するパートナーにある程度の安定した収入を求めることは、ある意味当然なのかもしれません。

一方、未婚のままでいるメリットとしては、
「自由であること」、「広い友人関係を保ちやすい」と答えた割合が多くなっています。

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驚くべきことに、「自由であること」をメリットと答えた割合は、男性よりも多く、年々増加傾向にあります。
女性のほうが男性に比べ、未婚のままでいるメリットとして、「自由」であることに見いだしており、
なおかつ「友人関係の保持」「社会との関係保持」「家族との関係保持」という関係性の継続を重視していることがわかります。
つまり、結婚・出産・子育て、それに付随する休職・離職によって、
これまでの人間関係や社会とのつながりが絶たれてしまうリスクを、デメリットと感じている人が多いのです。

既婚女性が感じた結婚観の変化


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このようなメリット・デメリットは、結婚後にはどのように変わっていくのでしょうか。
ゼクシィが2018年に行った調査によると、
「結婚をしてから考え方で変わったことがある」と答えた人は、全体の70%以上となり、
ほとんどの人が気持ちの面で何かの変化を感じているようです。

具体的には、
・気持ちに余裕ができた
・パートナーのことを優先に考えるようになった
・パートナーをサポートしたいと思うようになった
・家庭優先の仕事の仕方に変わった

などが挙げられているように、
なにより精神的な安定を変化として挙げているケースが多く見られました。

また、
・自由な時間が思ったよりもあった
・友達と遊べなくなると思ったが、自分の努力次第でなんとかなった

などという意見もありました。
未婚女性がデメリットとして多く挙げていた「自由な時間」「友達とのつながり」などは、
意外と何とかなるのかもしれませんね。
また、やはり何よりも大切なパートナーがいるということが、
自分の意識を変えることが多いようです。
結婚後に感じる変化は、実際に結婚してみないとわからない部分ではあります。
ただ、結婚は二人でするものなので、
結婚についてお互いが考えているデメリットでも、必ずどこかで緩和・解決できるポイントがあるはずです。

結婚に前向きになるには


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結婚に対して、男女それぞれに考えるメリット・デメリットがあることはわかりましたが、
メリットだけを優先して結婚したり、デメリットを考えすぎて結婚を頑なにしないことはオススメしません。
メリットが先行してしまうと、求めるものが、本来結婚が持つ幸せや相手の中身より、外見やステータス(年収や顔など)になってしまいます。
逆に、デメリットにとらわれるあまり、素敵な人との結婚の縁を逃してしまうのも、もったいないことです。

結婚は共に住み、共に暮らすということ。
長い人生、何が起こるかわかりません。
メリットとデメリットは紙一重です。
今、結婚を妨げているデメリットとなっていることも、
共に人生を重ねながら、二人で解決していくことも、一つの幸せの形ではないでしょうか。

結婚してみると分かる結婚のメリット


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まだ結婚の経験のない未婚男性は、なんとなくのイメージで「結婚はデメリットが多い」と感じる人もいますが、
それはイメージだけでの話。
実は結婚した男性を対象に調査をすると「結婚のメリットはある」と約8割の人が答えているのです。

男性は一定の年齢になると、「家庭を持つ」ということが仕事などでその人に対しての信頼感につながるというケースも、中にはあるようです。
逆に、結婚したことで周りからの信頼感が失われるということは、まずありません。

自分の家族を持つということは、やはり素晴らしいことです。
特に男性にとって、家族は「養うもの」というイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし夫婦は、養う・養われるではなく、同じ方向を向いて人生を共に歩む「チーム」と考えるべきではないでしょうか。
長い人生の中では、必ずしも嬉しい事や楽しい事ばかりが起こるわけではなく、
つらい事、苦しいこともあるでしょう。
その難局に、1人ではなく家族というチームで立ち向かっていける心強さは、結婚の大きなメリットと言えます。

また、独身一人暮らしだと、ついついレトルトやテイクアウト、コンビニなどに頼って適当に済ませてしまいがちな日々の食事。
結婚することで、健康面や金銭面に気を遣うようになり、
相手が食事を作ってくれる・相手のために作ってあげるなど、手料理を食べる機会が多くなるでしょう。
外食やテイクアウトももちろん美味しいですが、
自分のため・相手のために作られた心のこもった食事を、家族と一緒に分かち合えるのも、心が温かくなりますよね。

自分もパートナーも両方働くのであれば、家庭の収入も倍増しますし、
どちらかが専業主婦(夫)になれば、時間の効率化につながります。
お互いのパートナーの友人や、子供のつながりから新たな縁が生まれることもあります。
家族ぐるみでずっと付き合っていける新しい友人との出会いも、結婚したからこそ得られるものです。

独身時代とはまた別の幸せを、結婚し、家庭を持つことで得ることができるのです。

独身時代の自由やお金が減ってしまうというデメリットも、結婚して家族を持つことで「家族の温かさ」というメリットに変わり、
メリットの方を大きく感じる既婚男性が多いようです。

なにより、愛する人と、楽しいことも苦しいことも乗り越えながら人生を共に歩んで行けること。
これが一番のメリットではないでしょうか。

まとめ


結婚することが、必ずしもすべての人にとっての幸せなのかと言うと、決してそうではないでしょう。
男性も女性も平等に働くこの時代、どのような生き方が自分にとって幸せなのか、自分自身で決め、選ぶことができます。

結婚はメリット・デメリットだけで決められるものではありませんが、
結婚によってたくさんのものを得ることができる一方で、我慢しなければならないことや犠牲にすることもそれなりにあるでしょう。
それを全部考えても、この人と結婚したいと思える相手に出会えることは、本当に幸せなことです。
その気持ち、ぜひ大切にしてください。

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