2023年10月27日
細すぎる結婚指輪を選ぶと後悔する?! 細い結婚指輪のメリット・デメリットについて解説
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結婚指輪にはさまざまなデザインがありますが、指輪の幅が太いか細いかという点は見て分かりやすい違いになります。見た目の好みで選ぶことは勿論、手や指の大きさなど自身の特徴に対して合うものを選ぶことも大切です。とはいえ、どのくらいの幅のものを選ぶべきか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。特に近年では非常に細いファッションリングが流行している影響もあり、結婚指輪でも細めのデザインを検討する方も多いです。細い結婚指輪を選ぶ場合、着用した際の見た目や使い勝手の悪さで後悔してしまうこともあるので、結婚指輪の幅は慎重に選ぶと良いでしょう。
今回は、細い結婚指輪の特徴やメリット・デメリットについて解説します。
結婚指輪が細すぎたことで後悔する理由
なぜ細すぎる結婚指輪で後悔するのか、その理由はいくつかあります。
まず、細すぎる指輪は年齢を重ねると見栄えが物足りなくなるという点です。年を重ねるにつれて指がやせ細ったり、シワが増えたり、関節が出っ張ったりなど、思っている以上の変化が手元には表れます。若いころの張りのある手元の時は可愛らしく品よく見えた細い指輪ですが、老いた手には寂し気に見えてしまう特徴があります。お年寄りの方が幅の広い指輪を好んで着けている姿を多く見かけるのは、このような理由が一因になっているからではないでしょうか。
また、変形しやすい(指輪が真円ではなくなる)というのも後悔する理由の1つにあげられます。手元は普段の生活の中で自然と負荷がかかる部分です。買い物かごを持ったり、つり革につかまったり、自転車の運転をしたりなど、日常の中で指輪に力が加わるシーンは多いに存在します。細い指輪は耐久性が低くなりますので、太い指輪よりも非常に変形しやすいです。変形すると、指を痛めるリスクは勿論ですが、ダイヤモンドが外れてしまうという2次トラブルも発生します。「細い指輪は着けやすそう」というイメージもあると思いますが、このような理由から日常使いをする場合は、非常に気を遣わねばいけないアイテムになってしまいます。また、細い結婚指輪は、疲れた日などに指に食い込む時の痛みも気になりやすいようです。折角の結婚指輪を快適に着用できない場合、後悔することになってしまうでしょう。
幅の細い結婚指輪の特徴
幅の細い指輪は華奢な印象があり、かわいらしく繊細なイメージを与えてくれるのが大きな特徴です。軽量で指への負担が少なく、価格が安めの設定のブランドも多く見受けられます。
とくにダイヤモンドが程良い数でセッティングされているものは人気があります。さりげない印象の指輪は日常的に着けていても邪魔になりにくく、ビジネスシーンでも着けやすく感じることでしょう。
幅の細い指輪のメリット
幅の細い指輪は後になって後悔する場合もありますが、細いからこそ生まれるメリットもあります。以下では、幅の細い指輪のメリットを3つご紹介します。
重ね着けしやすい
太い指輪は1個だけで存在感があり、他の指輪と合わせにくく重ね着けがしづらいものです。一方、幅の細い指輪は他の指輪と重ね着けしやすいため、様々な指輪とのコーディネートが楽しみやすくなるというメリットがあります。婚約指輪との重ね着けもバランスよくしやすくなることでしょう。
手・指が小さい人に似合う
幅の細い指輪は、着けた手や指を細く長く見せる効果があり、特に手が小さい人や指が細い人にはよく似合う傾向があります。太めの幅の指輪を着けることで手元が重たい印象になったり、指輪の存在感が強すぎる印象になったりすることがあるため、気になる場合は細目の指輪を選んだ方が良いでしょう。
価格が比較的安い
太い指輪は金属量が多い分、高額になることが多いです。一方、細い指輪の場合は金属量が少ないため、太い指輪と比較すると低額なものが多いです。予算を極力抑えたい場合は、なるべく細い指輪を選ぶことで出費を抑えられるため、大きなメリットになるでしょう。
幅の細い結婚指輪のデメリット
幅の細い結婚指輪にはデメリットもあります。結婚指輪として購入する場合に気を着けておいた方がいい点も多いため、よく理解しておくといいでしょう。
変形しやすい
幅の細い指輪は金属量が少ない分、強度が落ちてしまいます。手元は日常生活の中で頻繫に衝撃や圧力が加わる部位です。荷物を持ったり、運転をする際などに指輪への負荷がかかるため、心当たり無く大きな変形をしていた、なんていうことも少なくありません。
また、細い指輪は指との接地面が異様に少なくなってしまうため、指にフィットせず常に隙間がある状態になることもあります。隙間があると、衝撃が加わった時に一層変形しやすくなりますので注意が必要です。
指輪が変形することで、指を傷つけてしまう恐れがあることは勿論、指輪が抜けなくなったり、ダイヤモンドが外れてしまうこともあります。結婚指輪を末永く身に着けていたい場合は、指輪の強度を気にして選ぶと良いでしょう。
指から抜けやすい
幅の細い指輪は指に接触する面積が異様に狭いため、指から抜けやすく感じることがあります。また普段から着けている感覚がないほど軽い指輪の場合、指輪が抜けてしまったことにすら気づかずそのまま紛失してしまうということもあります。細い指輪は耐久性が低いものが多いため、落としてしまうと破損のリスクも大きく高くなってしまいますので気を付けないといけません。
結婚指輪の幅の選び方
結婚指輪の幅について「一般的には2.5~3mmがおすすめ」ということを良く耳にしますが、実際はその人の手指の大きさや関節の太さ、ブランドの研磨の仕方やデザインによって大きく印象が変わってきます。「このmm数がいい」という選び方よりも、そのブランドの「太い」「細い」「中間」を身に着けて比較し、自分に合うと感じたものを選ぶことがおススメです。ここではあくまで見た目で感じられる「太い」「細い」「中間」に分けた時の見た目や強度の違いについて紹介します。そのうえで、自身の手指や生活シーンを想像して指輪選びの参考にしてみてください。
幅が太い結婚指輪の場合
見た目が太く感じられる結婚指輪の最大の特徴は、貴金属の存在感です。金属量の多さは見た目の高級感だけでなく、耐久性も担保しますので結婚指輪では昔から人気があります。特に関節が張っていて指の付け根が細いタイプの人の場合、関節と付け根の幅の差を埋めてくれる役割を担いますので、とても収まりの良い見た目になります。節と根本の幅に差がある人の場合、指輪と指の間に隙間がどうしても生じてしまいますので、太目の指輪を選ぶことで変形のリスクも軽減できるため、とてもおすすめです。気になるブランドがある場合、幅が太い指輪をいくつか試して、自分の手指の形にしっくりくるボリュームのものを選ぶと良いでしょう。
一方で手指が小さい人の場合は、幅が太い指輪を着ける場合、他の人よりも存在感が強く出てしまう可能性があります。とはいえ日常生活で末永く結婚指輪を着けていたい場合や、太いデザインに憧れがある場合もあると思いますので、納得のいくボリュームやデザインの指輪と出会えるよう様々なブランドで試着すると良いでしょう。
幅が細い結婚指輪の場合
見た目が細く感じられる結婚指輪は華奢な印象が特徴的で、仕事場に身に着けても嫌味にならないような、さり気ない存在感が人気です。特に手指が小さい人は、幅が太い指輪だと存在感が強くなりすぎる傾向がありますので、細めの指輪がおすすめです。手持ちのファッションジュエリーや婚約指輪との重ね付けもとてもしやすく、その日の気分によって色々なコーディネートも楽しめます。
大きな注意点として、細すぎる指輪は金属量が少ない分、耐久性が非常に低くなってしまいます。日常生活の負荷に耐えられない強度の場合、結婚指輪として毎日身に着けるには不向きです。細すぎる指輪を選ぶ場合は、強度が強い鍛造製法のものや、変形に強い材質や仕立てのものを取り扱うブランドを探すと良いでしょう。
普段から結婚指輪を着けない場合は、スポーツや力仕事など負荷がかかるシーンを除いて身に着けるようにすれば、指輪を長く使える可能性があります。
中間くらいの幅の結婚指輪の場合
太い指輪と細い指輪の、ちょうど真ん中くらいの幅の結婚指輪はそれぞれの良い所どりです。太い指輪のような強度を担保しつつ、見た目のボリューム感を抑した上品な印象の結婚指輪に出会えます。もちろんダイヤモンドの量によっては華やかにもなります。
太い指輪も細い指輪も試しながら、中間の幅を身に着けることで「自分にはこのくらいのボリュームが似合っている!」と答えが出やすくなりますので、楽しみながら様々な指輪の試着をしてみましょう。
まとめ
結婚指輪は一生ものです。後になって見た目に違和感を覚えたり、すぐに変形してしまったり後悔することもあるので、長く身に着けられるデザインや快適な使い心地のものを選ぶ必要があります。それには試着を繰り返し、使用するシーンを想像しておくことが大切です
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結婚指輪は、その人の手指の特徴やブランドの特徴によって、似あう幅が変わってきます。ピッタリの結婚指輪を探すために、今回ご紹介した情報をぜひ参考にしてみてください。