2023年12月19日
結婚指輪をゴールドにすればよかったと思う理由とは? ゴールドとプラチナのメリット・デメリットをご紹介
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結婚指輪は長い期間にわたって身につけるジュエリーです。後悔しないものを選びたい、と考える中で「ゴールドとプラチナ、どちらの素材を選ぶべきか」と迷う人もいるのではないでしょうか。ひと昔前の日本では「結婚指輪といえばプラチナ」という印象が強かったのですが、近年ではゴールドを好んで選ぶ人も多くいます。
本記事では、結婚指輪をゴールドにすればよかったと思う理由を紹介します。ゴールドとプラチナ、それぞれの選ぶメリット・デメリットも紹介しているので、併せて参考にしてください。
結婚指輪をゴールドにすればよかったと思う理由
結婚指輪をゴールドにすればよかったと思う主な理由は以下のとおりです。
- 肌になじみやすい
- 他の小物と合わせやすい
- ゴールドの方が好み
親・祖父母の時代の結婚指輪と言えば、プラチナ素材が当然というイメージがあります。そのイメージのまま「自分もプラチナを買おう」と思い、いざ身に着けてみると「ゴールドの方が似合う気がする」なんていうことも。特に地肌が黒めの人や、イエローベースの方にはゴールド素材の肌なじみが良くなる傾向があります。また、ゴールド系はファッションの中でもアクセントになりやすいため、日頃から身に着けるアイテムに対して合わせやすいと感じる人もいます。固定概念にとらわれずに自分に似合うもの・好みのものを選ぶと良いでしょう。
ゴールドの結婚指輪を選ぶメリット
ゴールドの結婚指輪を選ぶメリットは主に以下のとおりです。
- 肌に対し違和感のない見た目になる
- カラーバリエーションが豊富で自分に合った色味が見つかる
- ファッションのポイントになる
ゴールドの結婚指輪には魅力が沢山あります。まずは、どのようなメリットがあるのかを詳しくみていきましょう。
肌に対し違和感のない見た目になる
ゴールドの結婚指輪は、日本人の黄色みがかった肌によく合うとされています。結婚指輪だけを見ると派手に感じる色味であっても、実際につけてみると馴染んでくれることも多いでしょう。
カラーバリエーションが豊富で自分に合った色味が見つかる
ゴールドとひと口で言っても、ブランドによっては様々なカラーが用意されています。基本的な種類は以下の3種類です。
- イエローゴールド
- ピンクゴールド
- ホワイトゴールド
配合する金属の種類を変えたり割合を変えることで、独自の発色をするゴールド素材を作っているブランドもあります(上記3種以外の〇〇ゴールドなどの名称を持つことが多い)。自分に似合う色味や、好みの色味を数多くの選択肢から探すことができるでしょう。
それでは、それぞれのカラーについて解説します。
イエローゴールド
イエローゴールドとは、金に銀や銅を混ぜて作られた金属のことです。明るい輝きを放っているため、手元を華やかにしてくれます。特にイエローベースの人に向いているカラーです。一見派手に見られることが多いものの、黄色味がかった肌を持つ日本人には、実はピッタリの色味の結婚指輪といえるでしょう。
イエローゴールドはゴールドの中でも王道の色味であることから、流行に左右されることはありません。長期間にわたって愛用できるでしょう。
ピンクゴールド
ピンクゴールドとは、金に銀と銅を混ぜた金属のことです。金属の配合や割合によっては、可愛い印象が強くなるものもあります。様々なブランドのピンクゴールドを比較してみても楽しいでしょう。また、ブルーベースの肌になじみやすいとされています。
ピンクゴールドは銅の割合が多いことから、他のゴールドより硬くて丈夫という特性があります。
ホワイトゴールド
ホワイトゴールドとは、金に銀やパラジウムを混ぜて白っぽさを出した金属のことです。もともとプラチナの代用品として誕生したことから、プラチナによく似ています。しかし、よく見るとプラチナよりも黄色味がかっているのが特徴です。また、ブルーベースの方によく似合うと言われています。
プラチナよりも黄色味がかっていることから、やはり日本人の肌の色味とは相性がよく、身に付けやすいゴールドといえるでしょう。「プラチナの純白さに違和感はあるが、プラチナのような上品な印象に憧れる」という人におすすめです。
選ぶのが楽しくなるゴールド素材ではありますが、配合する金属によっては変質を起こしやすいため、注意が必要です(後述のデメリットに記載)。選ぶ場合は、定期的なお手入れなど、取り扱いには気を付けるようにしましょう。
ファッションのポイントになる
ゴールド系の色味はファッションの中でもアクセントになりやすいため、日頃から身に着けるアイテムに対して合わせやすいと感じる人もいます。カジュアルなファッションに合わせやすいことは勿論ですが、実は黒や紺系のスーツ姿にも映えます。日常使いしやすく、上品でフォーマルな場でも身に付けられるゴールドの結婚指輪は、ファッションにおいて大活躍することでしょう。
ゴールドの結婚指輪を選ぶデメリット
ゴールドの結婚指輪を選ぶデメリットは主に以下のとおりです。
- 変色しやすい
- 派手な印象になる可能性
先述のゴールドの指輪の魅力についても知っておきながら、デメリットについてきちんと把握しておくと良いでしょう。
それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
変色しやすい
ピンクゴールドやイエローゴールドには銅が含まれているため、皮脂や汗などによって変色することがあります。特にゴールドの含有量が低い素材(K10など)の指輪は、変色する可能性がとても高いです。
結婚指輪で主流なのはK18(18金と言われるもの)ですが、それでも変色してしまうケースは珍しくありません。ゴールド素材を選ぶ際は、磨き直しなど、適切なアフターサービスを用意してくれているブランドを選ぶと安心でしょう。
派手な印象になる可能性
オシャレなゴールドの結婚指輪ですが、指輪の幅が太いデザインの場合は主張が強くなる傾向があります。目立つデザインが好みでない場合は、自分の指に対して太すぎる幅の指輪を選ばないように、程よいバランスを見つけるようにしましょう。また、あまりにもゴージャスなデザインになってしまうと、弔事のシーンではマナー違反に該当する恐れがあります。どのようなシーンでも身に着けていたい場合は、ゴールド素材の場合はボリューム感に気を付けて指輪を選ぶようにしましょう。
プラチナの結婚指輪を選ぶメリット
プラチナの結婚指輪を選ぶメリットは主に以下のとおりです。
- 変色しにくい
- 金属アレルギーが起こりにくい
それぞれのメリットについて解説します。
変色しにくい
プラチナは化学的に安定した金属であるため、日常的に身に付けていても大きな変色が起こる心配はありません。ただし純度の低いプラチナの場合は、変色しやすい金属が混ざっている可能性があります。変色を避けたい人はプラチナの含有率が高い(PT950など)指輪を選ぶといいでしょう。
金属アレルギーが起こりにくい
アレルギーが発症しやすいとされているニッケル・銅などは、K18素材の合金で使用されることも多いです。プラチナの場合、上記の素材を合金で使わないメーカーが多いため、アレルギーを発症するリスクが低くなります。
とはいえ、プラチナでも注意が必要な合金があります。それは「パラジウム」です。
合金で使用するメーカーは大変多くありますが、アレルギーが出やすい金属とされているため気になる人は必ず確認するようにしましょう。
プラチナの結婚指輪を選ぶデメリット
ここでは、プラチナの結婚指輪を選ぶデメリットについて解説します。
意外と変形しやすい
純度が高いプラチナは変色しにくいと先述しましたが、純度が高すぎる場合、変形しやすくなるため注意が必要です。
純プラチナは「PT999(PT1000)」と表記され、ひと昔前は絶大な人気を誇りました。非常に変形しやすいため、普段使いを検討している人はなるべく純プラチナを避けた方が良いでしょう。
結婚指輪のお手入れ方法
結婚指輪のお手入は、ある程度は自宅でも可能です。例えば、アクセサリー用の柔らかい布で汚れを優しく拭き取る、というのもOKです。また、以下のようなお手入れ方法も簡単に綺麗に仕上がるのでおすすめです。
- 1. 桶にぬるま湯をためる
- 2. 1に中性洗剤を数滴入れて混ぜる
- 3. 2の中に指輪を入れる
- 4. 石がついている結婚指輪であれば、凹凸部分の汚れを取るように柔らかいブラシで優しくこする
- 5. 桶のお湯を流して、きれいなぬるま湯を貯める
- 6. 5を使って指輪についた中性洗剤を優しく落とす
- 7. 柔らかい布で指輪を優しく拭う
※素材・宝石によっては濡らしてはいけない指輪もあります。必ず購入前に確認しましょう。
長く結婚指輪を身に付けていると、さまざまな汚れが付きやすくなります。上記の手順を参考にして、いつまでもきれいな状態をぜひキープしてください。
また汚れを落とそうと必死にこすってしまうと、結婚指輪に傷が付きやすくなります。そのため細かなメンテナンスが必要だと感じた場合は、購入したショップに相談することも大切です。
まとめ
結婚指輪を選ぶ際は、素材が持つ特徴を理解し、重視したいことを明確にしておくのがおすすめです。
ゴールド素材はブランドによってはカラーバリエーションが豊富なため、自分の肌に合ったゴールドを探せたり、日頃のファッションのことも考慮して指輪選びを楽しむことができます。プラチナの場合は変色しにくく、ゴールドよりも金属アレルギーを起こしにくい可能性がありますが変形のしにくさではゴールドより劣ります。それぞれの素材の特徴と自分の好みを整理して、後悔のない指輪探しをしましょう。
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