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結婚相談所の成婚率が低いと噂される理由をからくりと共に解説!

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結婚相談所のホームページを見ると、ほぼ毎回目にする「成婚率」の文字。

皆さんは、この成婚率について、何をもって成婚とするのか、どのようにして成婚率を算出しているのかをご存じでしょうか。

結婚相談所選びにおいて成婚率の数字だけをあてにしてしまうと、思わぬ失敗に繋がってしまうことも。

この記事では、結婚相談所の成婚率のからくりを詳しく解説。

結婚相談所各社の成婚率の比較も行っています。

これから結婚相談所を利用しようとお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

そもそも結婚相談所の「成婚」とは?

一般的に、結婚相談所の「成婚」とは婚約と同等の状態を指し、それによって相談所を退会することを「成婚退会」と呼ぶことが多いです。

しかしながら、全ての結婚相談所が成婚について同様の定義を設けているわけではありません。

例えば、結婚相談所によっては、以下のように独自の定義を設けていることがあります。

「成婚」の定義の例
  • 結婚を前提とした真剣交際が始まった時点
  • 2人で結婚の意思を固め相談所の退会を決めた時点
  • プロポーズが成功して相談所の退会を決めた時点

このため、成婚率を見るのであれば、まずはその結婚相談所の成婚の定義を知る必要があるのです。

結婚相談所の成婚率が低いと噂される主な理由

結婚相談所の成婚率は低いと噂されることもありますが、なぜそのように囁かれるのでしょうか。主な理由が3つ挙げられます。

成婚の定義が相談所によって違うから

1つ目の理由として挙げられるのが「成婚」の定義が結婚相談所によって異なることです。

例えば、成婚の定義が広かったり、緩かったりすると成婚率を高めに見せやすくなります。

成婚率が高い方が印象良く見られやすいため、結婚相談所では成婚を独自に定義するケースも珍しくありません。

成婚率の算出方法が相談所によって違うから

もう一つ、成婚率を見る上でとても重要なのが、成婚率の算出方法です。

相談所によって成婚の定義が異なるように、成婚率の算出方法も相談所によって大きなばらつきがあります。

成婚率の算出方法は特にルールが設けられているわけではありません。

このため、中には相談所にとって都合の良いように算出されるケースもあるのです。

成婚率を参考にする場合は、成婚率の算出方法も見た上で判断する必要があります。

データの対象期間にばらつきがあるから

成婚率の算出に、年間の成婚退会者数や、在籍会員数、総退会者数などのユーザー数を用いる際、いつのデータを利用するのかによっても成婚率が大きく変わる可能性があります。

同じ結婚相談所でも、データの対象期間によって成婚率が高い年度があれば、低い年度もあると考えるのが自然です。

このように、一口に「成婚率」といっても、結婚相談所によって定義がさまざまなため、一概に成婚率の高い・低いを判断することは難しいといえます。

結婚相談所でよくある成婚率の算出方法

先述の通り、結婚相談所によって成婚の定義が異なるように、成婚率の算出方法も相談所によって差があります。

結婚相談所の成婚率に用いられやすい算出方法は以下の通りです。

  • 成婚を理由とした退会者数÷総会員数
  • 一定期間における成婚を理由とした退会者数÷同期間の退会者数
  • 成婚を理由とした退会者数÷総退会者数

同じデータをもとに、上記3つの算出方法で成婚率を計算してみましょう。

使用する算出データ
  • 総会員数:200名(うち20名が2023年~2024年に入会)
  • 成婚退会者数:15名(うち10名が2023年~2024年に退会)
  • 成婚を除く中途退会者数:30名(うち20名が2023年~2024年に退会)

成婚を理由とした退会者数÷総会員数で算出

算出結果(成婚率):7.5%

(15÷200×100=7.5)

一定期間における成婚を理由とした退会者数÷同期間の退会者数で算出

算出結果(成婚率):50%

(10÷20×100=50)

成婚を理由とした退会者数÷総退会者数で算出

算出結果(成婚率):33%

(15÷45×100=33)

各算出方法で計算をしてみると、成婚率にとても大きな差が生じることがわかりますね。

結婚相談所の成婚率を比較してみよう

結婚相談所(成婚率)成婚の定義成婚率の算出方法
エン婚活(約27%)自社を通して出会った会員と真剣交際を始めると決めた状態年間成婚退会者数÷毎月の平均活動会員数×100
※2022年7月~2023年6月成婚実績より
※活動6ヶ月未満の会員成婚率
ツヴァイ(42.3%)交際・婚約・結婚(会員同士・会員外含む)を理由に退会届を提出すること年間成婚退会者数÷年間退会者数
※2018年2月期の決算発表をもとに2017年度の成婚退会者数で算出
パートナーエージェント(49.8%)交際中の2人が結婚の意思を固めて婚活を終了すること成婚退会者数÷総退会者数
※2022年10月~2023年3月のコンシェルジュコースとエグゼクティブコースで算出
ゼクシィ縁結びエージェント(約20%)結婚を見据えたお付き合いが成立すること成婚退会者数÷在籍会員数×100
※2023年4月1日~2024年3月31日の成婚退会者数と2024年3月時点の在籍会員数で算出
サンマリエ(76%)プロポーズをしてお互いに結婚の意思が固まっている、もしくはそれに近い状態詳細記載なし
※2022年7月〜2022年12月の成婚退会者実績
※1年以内の成婚率

実際のところ、結婚相談所の成婚率はどのようになっているのでしょうか。

ここでは、人気の結婚相談所5社を厳選して紹介し、各社の成婚率、成婚の定義、成婚率の算出方法を表にまとめてみました。

このように、各社で成婚の定義から成婚率の算出方法まで大きな違いがあるため、成婚率も27%~76%まで大きな差が生じています。

結婚相談所で自分の成婚率を上げるポイント

ここまでの解説を参考にしていただくと分かる通り、結婚相談所の成婚率だけを見て判断をするのはあまり望ましくないといえます。

重要なのは、成婚率よりも自分自身が成婚できるかどうかです。

ここでは、結婚相談所で自分自身の成婚率を上げるポイントをご紹介します。

数字だけにとらわれない

成婚率を見る場合は、その結婚相談所における成婚の定義と、成婚率の算出方法、データの対象期間を必ず確認しましょう。

算出方法については、小さな文字で注意書きが表記されていることも珍しくありません。

また、無料カウンセリングの段階で、成婚率の基準を聞いてみるのも1つの手段です。

その際のカウンセラーの回答や、対応もチェックし、数字だけにとらわれない選び方をすることが大切です。

プロポーズまでサポートしてくれる相談所を選ぶ

結婚相談所を利用する目的は結婚ですから、婚約状態、つまりプロポーズに成功した状態までサポートしてくれる相談所を選ぶのがおすすめです。

冒頭でもお伝えした通り、成婚の定義は相談所によって異なり、真剣交際がスタートした時点で退会とされるところもあります。

また、退会までを含めて「成婚」とする相談所もあれば、「成婚」と「成婚退会」を明確に区別する相談所もあるため、成婚の定義と退会のタイミングについては確認が必要です。

サポートが充実している相談所を選ぶ

結婚相談所によってサポート内容は異なります。

  • プロフィール作成
  • お相手探し
  • お見合いのセッティング
  • 仮交際・真剣交際中の悩み相談
  • お相手カウンセラーとの連携
  • フィードバック
    など

上記のような手厚いサポートが料金に全て含まれているところや、一部のサポートに対応しているところ、追加料金でサポート範囲を拡張できるところなどさまざまです。

サポートの充実度は自分の成婚率に大きく影響するので、サポート内容にはぜひ注目して選ぶようにしてください。

結婚相談所選びで迷う人におすすめの相談所TOP5

ここまで結婚相談所の成婚率について詳しく解説しましたが、どうしても相談所選びで悩んでしまう方も少なくありません。

最後に、当サイトが厳選したおすすめの結婚相談所5社をご紹介します。

結婚相談所選びで迷っている方、悩んでいる方はぜひ以下の解説も参考にしてみてくださいね。

エン婚活

エン婚活

エン・ジャパン株式会社が運営する大手企業の結婚相談所でありながら、非常にリーズナブルな料金設定が魅力です。

仲人仲介型、データマッチング型、オンライン特化型の良いところを組み合わせたハイブリッドタイプとなっており、コストを抑えながら効率の良い婚活が期待できるでしょう。

10,780円の登録料と、14,300円の月会費で利用が始められ、結婚相談所でよくあるお見合い調整料、相談料、成婚料、解約料などはかかりません。

専任アドバイザーが入会から婚約まで伴走してくれるほか、3ヶ月以内に出会えなかった場合の全額返金保証もついているため、結婚相談所の利用に慣れていない方も安心です。

ツヴァイ

ツヴァイ

10.2万人の会員から、1日平均15人の成婚が誕生している仲人仲介型の結婚相談所。

創業41年の運営実績を持ち、JLCA認定婚活カウンセラー資格を持つプロが、成婚退会後まで手厚くサポートします。

紹介書、写真、価値観(人柄や趣味など)、アドバイザーによるハンドメイドマッチング、店内掲示板、婚活パーティー、連盟会員の検索と、出会いを見つける手段が非常に豊富な点が大きな魅力。

じっくりと時間をかけてピッタリなお相手探しをしたい方におすすめです。

場所のセッティングや日時調整も専任スタッフが行ってくれるため、忙しい方でも利用しやすくなっています。

パートナーエージェント

パートナーエージェント

予算にあわせて選べる3つのプランで、無理なく婚活を始められる結婚相談所です。

全てのプランにコンシェルジュが付き、最もリーズナブルなライトコースでも、メール・通話・チャットを通してコンシェルジュへ相談できます。

グレードの高いプランなら、面談による相談や担当者以外への相談、紹介文作成やお返事代行など、より手厚いサポートが受けられますよ。

コンシェルジュによるお相手探し、AIデータマッチング、お相手検索、婚活パーティーと出会いの機会も豊富に用意されており、お好みの手段でパートナーを見つけることが可能です。

20代、シングルマザー、30歳・31歳限定の特別割引もありますので、特に該当する方はぜひ一度チェックしてみてください。

ゼクシィ縁結びエージェント

人材派遣会社で有名な株式会社リクルートが運営する結婚相談所。

オリコン顧客満足度の結婚相談所部門で、7年連続1位を獲得する実績を持ち、知名度と信頼度の高さが魅力です。

33,000円の入会金と、9,900円からの月会費で利用を始められるリーズナブルな価格設定で、初期費用・お見合い調整料・成婚料はかかりません。

3つのプランが用意されており、全プランにコーディネーターが担当します。

プロからのお相手紹介や、定期面談が必要な方はスタンダードプランまたはプレミアプラン、費用を抑えつつ最低限のサポートが欲しい方はシンプルプランがおすすめです。

サンマリエ

サンマリエ

会員の質の高さと、専任担当者による手厚いサポートが特徴の仲人仲介型結婚相談所です。

30代~40代、短大卒以上の会員が中心となり、質の高い出会いをサポートします。

また、メイクアップ講座、プロポーズ講座、女性・男性心理の掴み方、ファッションコーディネート、マナーレッスンなど、サンマリエならではの豊富なサポートが受けられるのも魅力。

婚活を通して自分磨きをしたい方にもおすすめです。

乗り換え、20代、シングルマザー、シニア、エリア限定の特別な割引も用意されていますので、できるだけ費用を抑えながら高品質なサポートを受けたい方はぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

結婚相談所の成婚率は、成婚の定義が異なること、成婚率の算出方法が異なることから、単純に数字だけで相談所の良し悪しを判断することはできません。

成婚率を参考にする場合は、相談所ごとに異なる「成婚の定義」「成婚率の算出方法」「データの対象期間」の3項目を確認しましょう。

また、結婚相談所を利用する際は成婚率よりも、自分自身が結婚できるかどうかが最も重要です。

今回解説した成婚率を上げるポイントと、おすすめの結婚相談所を参考にしていただきながら、焦らずに自分にピッタリなパートナーを見つけてくださいね。

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