2024年01月24日
婚約指輪は一緒に買いに行く方がいい? サプライズとの両立方法や一緒に選ぶ際のポイント
ー 目次 ー
婚約指輪を渡すシーンといえば、サプライズプロポーズを想像する人が多いのではないでしょうか。サプライズプロポーズとなると、婚約指輪を買いに行くのは一人でこっそりと……と思いますが、近年ではパートナーを連れて婚約指輪を買いに行く人も多く見られます。カップルにとって、婚約指輪選びを大切なイベントの一部として楽しむ傾向が出てきているようです。
とはいえ、婚約指輪を内緒で選んでもらうことを望んでいる人も多いため、一人で買いに行くべきか二人で一緒に買いに行くべきか、どちらが正解なのか悩む人も珍しくありません。
そこで本記事では、婚約指輪を一緒に買いに行くメリット・デメリットをご紹介します。記事後半ではサプライズの両立方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
二人で婚約指輪を買いに行く割合は?
「ゼクシィ結婚トレンド調査 2023」によると、婚約指輪を購入した人のうち35.7%は二人で一緒に決めていることが分かりました(※)。
さらに婚約指輪を二人で決めた割合を妻の年齢別に見てみると、35歳以上が56.5%、30~34歳が41.0%、25~29歳が32.8%、24歳以下が22.7%でした。つまり妻の年齢が上がるほど、二人一緒に婚約指輪を購入するカップルが多いことが分かります。
なお婚約指輪を二人で決めた割合を地域別で比較してみると首都圏では35.7%であり、長野県や山梨県では21.3%と全国平均よりも少なく、四国や岡山県・広島県・山口県・鳥取県・島根県では41.0%と高くなっています。このことから地域によっても差があると判断できるでしょう。
※参考:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2023」
婚約指輪を一緒に買いに行くのはあり? 女性の本音
婚約指輪は「贈る側が一人で買うもの」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし約3~4割のカップルが一緒に買いに行っていることから、一緒に選びたいと考えている人も多いと考えられます。
理由としては「お気に入りのものを選んでほしい(選びたい)」「二人で買いに行くことで幸せを一層噛み締めたい」などが挙げられます。お互いの好みや価値観などを伝え合う機会にもなるでしょう。
サプライズをしたい・されたい人も勿論多いですが、婚約指輪を末長く身に着けてもらうために、あえて二人で買いに行くという選択は実に合理的です。婚約指輪を贈ろうと考えたタイミングで、パートナーの意向を聞いておくようにしましょう。
婚約指輪を一緒に買いに行くメリット
婚約指輪をパートナーと一緒に買いに行くメリットは、主に以下の通りです。
- 好みのデザインが選んでもらえる(選べる)
- 指輪のサイズを確かめられる
それぞれのメリットについて解説します。
好みのデザインを選んでもらえる(選べる)
パートナーと一緒に婚約指輪を買いに行くと、本人の好みでデザインを選べます。
婚約指輪を購入した人の7割以上がデザインを重視しているというデータがあるくらい、婚約指輪においてデザインは重要視されています。具体的に重視されている点は以下の通りです。(※)
- シンプルなデザインを重視する人:33.3%
- 洗練されたデザインを重視する人:23.8%
- 着け心地が良いデザインであることを重視する人:29.4%
- かわいいデザインを重視する人:25.7%
- 普段使いできるデザインを重視する人:18.8%
回答に大きな偏りは無く、人によってデザインを選ぶ際に重視する点は違うようです。だからこそ、パートナー本人の気に入るデザインを一人きりで選ぶことは難しいかもしれません。一緒に選びに行けば、気に入らないデザインを購入することは避けられます。婚約指輪は二人の絆の証になりますので、贈るのであれば末長く気に入ってもらえるデザインにしたいですよね。デザイン選びに自信が無い場合は、やはり二人で一緒に買いに行くと良いでしょう。
※参考:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2023」
指輪のサイズを確かめられる
パートナーと一緒に婚約指輪を買いに行けば、その場で指のサイズが測れますので安心して購入することができます。指輪のサイズが大きすぎると変形や石落ちなどの破損を招くだけではなく、紛失のリスクも高まります。反対に小さすぎる場合、そもそも身に着けられないのは勿論のこと、無理やり着けてしまうと指輪が抜けなくなってしまうというトラブルも起こりかねません。このようなシーンはパートナーをとても悲しませてしまいます。
婚約指輪を一緒に選びに行けば、サイズを明確にできるため、このようなトラブルを未然に防げます。
婚約指輪を一緒に買いに行くデメリット
パートナーと婚約指輪を一緒に買いに行くデメリットは、主に以下の通りです。
- パートナーが予算を気にしてしまう
- サプライズができない
一緒に婚約指輪を買いに行くと、思い出の時間が増える一方でデメリットも存在します。そのため事前にどのようなデメリットがあるのかをしっかりと理解しておくとよいでしょう。
パートナーが予算を気にしてしまう
一緒に婚約指輪を選ぶと、パートナーが予算を気にしてしまう恐れがあります。
贈る側が予算を30~40万円と決めていても、高額な指輪を目の前にした途端にパートナーが遠慮し始めて予算以下のものばかりを探してしまう、ということもよくあります。贈る側としたら本心が見えず、お互いに気を遣い始めてしまいますよね。婚約指輪を二人で選ぶ場合は、お互いに納得できる買い物ができるように「二人で」事前に予算を決めておくことがおすすめです。
サプライズできない
パートナーと婚約指輪を一緒に買いに行くと、定番である「箱パカプロポーズ」での感動が薄くなってしまう可能性があります。
プロポーズといったら「箱パカ」に憧れている人も多く、サプライズで婚約指輪を渡されることに期待をしている人もいます。婚約指輪を一緒に買いに行ってしまうと、箱パカをしてもらうにせよ中身はよく分かっているので、サプライズ感が薄れてしまうでしょう。
二人で婚約指輪を選んでいるけれどサプライズプロポーズをしたい場合は、別のプレゼントをこっそり用意するのも一つの方法です。詳しい内容については後述します。
「箱パカプロポーズ」後に、一緒に指輪を買いに行く方法
サプライズプロポーズで箱パカをしながらも、婚約指輪をパートナーと一緒に買いに行ける方法もあります。
- プロポーズ専用の指輪を用意する
- ダイヤモンドルースを贈る
- その他のプレゼントを贈る
それぞれの詳細について解説します。
プロポーズ専用の指輪を用意する
婚約指輪とは別に、サプライズプロポーズのためだけの指輪を用意するのも一つの方法です。婚約指輪の前段階で渡す指輪として、贈りたいものを選ぶと良いでしょう。あとから購入する婚約指輪のことも考えて高額すぎない物がおすすめです。
また、近年ではプロポーズ用の指輪を貸し出したり、独自のサービスを設けるショップも増えています。いずれもプロポーズが成功したあとに、パートナーと一緒に婚約指輪を買いに行けるため、納得できるサービスを探してみると良いでしょう。
ダイヤモンドルースを贈る
一時的なものを使ってプロポーズをするのではなく、きちんと婚約指輪にいかせるものを贈りたい場合はダイヤモンドルース(ダイヤモンドだけ)を贈るのも良いでしょう。
ダイヤモンドルースだけを贈ってプロポーズし、成功したらその石を持って婚約指輪を作成します。婚約指輪のデザインはパートナーが選べますので、安心してプロポーズができることでしょう。
ダイヤモンドルースは小さく、とても価値の高い贈り物です。ダイヤモンドだけを厳重にしまえるケースで、きちんとしたものを用意してくれるブランドを選ぶようにしましょう。また、ダイヤモンドだけでも「箱パカプロポーズ」ができる仕様であれば、素敵な演出を実現できることでしょう。
その他のプレゼントを贈る
指輪以外にも、ネックレスやピアスなど、普段使いしやすいジュエリーを贈るのも選択肢のひとつです。特にダイヤモンドやパールなどを施したネックレスは結婚後も活躍するので、もらって嬉しいアイテムです。
プロポーズが成功した後に、婚約指輪を一緒に買いに行くと良いでしょう。
婚約指輪を一緒に買いに行く際に押さえておきたいポイント
婚約指輪を彼女と一緒に買いに行く際に押さえておきたいポイントは、以下の通りです。
- 一緒に買いに行く日を決めておく
- 購入日から受け取り日までを見込んで余裕を持っておく
- 予算を決めておく
- ショップに予約を入れておく
- 1日で決めようとしない
- 自分の意見を押し付けない
それぞれのポイントについて解説します。
一緒に買いに行く日を決めておく
パートナーと婚約指輪を一緒に買いに行きたい場合は、どのタイミングで購入するかを検討しましょう。婚約指輪を買いに行くタイミングは大きく分けて、プロポーズ前とプロポーズ後の二つです。プロポーズが成功した後に婚約指輪を一緒に買いに行きたい場合は、プロポーズ当日は前述した通り別のプレゼントを用意するといった準備をすると良いでしょう。
プロポーズ前に購入する際は、一緒に選んだ婚約指輪を使ってプロポーズをするのか、悩む点かと思います。もし一緒に選んだ婚約指輪でプロポーズを行う場合は、渡すタイミングやシチュエーションを工夫することで、サプライズ感が増すようにしてみましょう。
プロポーズの内容や演出など、理想のプロポーズを実現するために、早めに準備を進めておくことがおすすめです。焦らないためにも、スケジュールは早めに組んで、婚約指輪を買いに行くとよいでしょう。
婚約指輪を一緒に買いに行く前に、下調べをしておくのもおすすめです。婚約指輪はさまざまなブランドやショップから販売されており、デザインだけではなく価格も多岐にわたります。事前に情報を集めるなどして希望のブランドやデザインをイメージしておけば、スムーズに婚約指輪を検討できます。比較検討することで、お気に入りの婚約指輪を見つけられるでしょう。
購入日から受け取り日までを見込んで余裕を持っておく
パートナーと一緒に婚約指輪を買いに行くときは、余裕を持った行動を心掛けましょう。婚約指輪は必ずしも買いに行った日に受け取れるとは限りません。指に合うサイズが店頭になく取り寄せになったり、イニシャルなどを刻印するのに時間がかかったりする場合もあるでしょう。また、セミオーダーやフルオーダーのお店では、受け取るまでに2か月ほどかかるケースも多いです。欲しい日までに余裕を持って受け取れるように、早めに行動するのがおすすめです。
予算を決めておく
婚約指輪を一緒に買いに行く前に、予算を決めておきましょう。前述した通り予算を決めておくと、お互いに婚約指輪を選びやすくなります。大幅に予算オーバーする可能性も低くなるでしょう。
さらに事前にショップのスタッフに予算を伝えておくと、予算の範囲内で購入できる婚約指輪を見せてもらえるはずです。スムーズに婚約指輪を購入するためにも、先に予算を決めておくと良いでしょう。
ショップに予約を入れておく
婚約指輪を買いに行く日を決めたら、ショップに予約を入れておきましょう。平日であれば余裕を持って婚約指輪を選べるかもしれませんが、土日や祝日だとショップ内が混雑している場合があります。混雑している場合はスタッフに相談しにくかったり、ゆっくりと婚約指輪を見られなかったりする可能性もあるでしょう。
見たいブランドの席数が埋まってしまうこともありますので、1週間くらい前から予約をしておくことがおすすめです。
1日で決めようとしない
忙しくて時間がなかなか確保できなかったとしても、婚約指輪を1日で決めるのは避けましょう。婚約指輪はさまざまなショップで売られており、比較することで本当のお気に入りのものを見つけられます。
しかし複数のショップに同日予約するのは難しい場合も多く、1日で好みの婚約指輪を探すのは困難です。そのため候補となるショップを数日に分けて回った上で、最終的な判断をすると後悔のない婚約指輪選びができるでしょう。
自分の意見を押し付けない
パートナーと婚約指輪を選ぶ際は、一方的に自分の意見を押し付けないようにしましょう。パートナーの意見を押し退けて自分の意見で婚約指輪を選んでしまうと、気に入らない点を我慢させてしまい、最悪の場合は婚約指輪を着けてもらえなくなってしまうかもしれません。
きちんとパートナーの意見に耳を傾けながら婚約指輪を選べば、お互いにとって素敵な思い出にもなります。たくさん話し合いながら二人が納得できる婚約指輪を選んでみてください。
一緒に婚約指輪を買いに行く際の渡し方は?
パートナーと一緒に婚約指輪を買いに行った場合(主に後日指輪が完成するオーダーの場合)、どのように渡そうかと悩む方も多いでしょう。婚約指輪を一緒に選んでいるため完全なサプライズにするのは難しいものの、演出方法を工夫すると思い出に残る渡し方ができます。
例えば婚約指輪が用意できたとショップから連絡をもらったら、こっそりと一人で受け取りに行くのもおすすめです。その後、特別な演出をしながらパートナーへ婚約指輪を渡すと、ちょっとしたサプライズ感が出るでしょう。他にも何気ない日常生活の中でふと渡してみたり、パートナーの枕元に置いたりするのも良いかもしれません。
どのように渡せば喜んでもらえるかを考えて、思い出に残る素敵な渡し方をしてみてください。
まとめ
婚約指輪をパートナーと一緒に買いに行くと、好みのデザインを選んでもらえたり、サイズ選びに失敗するリスクを減らせたりします。また、2人で相談しながら選ぶということ自体が、素敵な思い出になることでしょう。婚約指輪の渡し方を工夫すれば、サプライズを演出することも可能です。「どうすれば喜んでもらえるか」「より良い日にするにはどうすればよいか」などを想像しながら、婚約指輪を渡す方法を考えてみてください。
TRECENTIでは熟練のスタッフが厳選したダイヤモンドだけを使用して、職人の手作業によって一つひとつ丁寧に指輪を作っています。着け心地にもこだわっており、24時間身に着けていられる心地良さを実現します。「大切な人からもらう指輪だからこそ毎日身に着けたい」「思いのこもったプレゼントだからこそ身に着けてほしい」といったカップルの願いを叶えられるでしょう。
さらに着け心地だけではなく、デザインにもこだわりが詰め込まれているのが特徴です。洗練されたデザインでありながらも、メンテナンスが行き届くように作られており、末長く愛用することができるでしょう。
なおTRECENTIでは普段指輪を身に着けない人のためにも、婚約ネックレスのご提案も行っています。「指輪を身に着けられない彼女だけど何らかの形でプレゼントしたい」「サプライズ演出のために指輪以外を用意したい」といった場合におすすめです。手軽に来店予約もできるので、婚約指輪や記念品をお探しの人はぜひお気軽にご相談ください。