2023年11月20日
婚約指輪を普段使いするならシンプルなものが良い? 普段使いしやすい婚約指輪とは?
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婚約指輪(エンゲージリング)は、パートナーに自分と結婚して欲しいことを伝える大切なアイテムです。結婚後も大切にして欲しいからこそ、初めからタンスの肥やしになってもいい覚悟で選ぶのではなく、普段使いしやすいものを選びたいと考える方も多いのではないでしょうか。
本記事では、普段使いしやすい婚約指輪の特徴や、普段使いにおすすめのシーン、普段使いする際の注意点をご紹介します。これから婚約指輪を選ぶ予定がある方は、ぜひ参考にしてください。
婚約指輪はいつ着けるもの?
婚約指輪は生活や仕事に支障さえなければ、日頃から身に着けて問題ありません。
婚約指輪という名前の印象から婚約期間(プロポーズされてから結婚するまでの間)だけ着けるものというイメージがありますが、実際は婚約期間が終わっても身に着けて頂けるアイテムです。また、大切なものだからと着けずにジュエリーケースなどに入れて保管する人も少なくはありませんが、折角の指輪ですので積極的に普段使いした方が身に着ける人自身も楽しめますし、贈り主からしても嬉しい気持ちになるはずです。
最近は婚約指輪の普段使いも増えている
最愛のパートナーからもらった婚約指輪だからこそ、結婚後も普段使いしたいと考えている人が最近では増えてきているそうです。購入を検討する際は、パートナーが婚約指輪を普段使いしたいと考えているかどうかを知っておくと良いでしょう。普段使いをするのであれば、派手過ぎないデザインの方が良い・丈夫な素材が良いなど、パートナーの生活に合わせた指輪選びをすることが大切です。サプライズで渡す場合は、普段使いに相応しいデザインや素材について、ジュエリーショップのスタッフに確認しながら選ぶようにしましょう。
普段使いにおすすめな婚約指輪とは?
婚約指輪とひと口で言ってもさまざまなデザインがありますので、ジュエリーショップに行くと思わず目移りしてしまいます。何を基準に普段使いしやすい婚約指輪を選ぶべきか、分からない方も多いのではないでしょうか。ここからは、普段使いにおすすめの婚約指輪の特徴をいくつかご紹介します。
ダイヤが大きすぎないシンプルなもの
婚約指輪と聞くと、大きな一粒ダイヤがキラキラと輝く定番のデザインを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。憧れを持たれやすいデザインですが、あまりにも大きなダイヤモンドをあしらった婚約指輪を選んでしまうとインパクトが強すぎて服装やTPOに合わないことが多く発生する可能性があります。例えば、シックなコーディネートやカジュアル系が好きな人の場合は、指輪だけがやたらに目立ってしまい、アンバランスなコーディネートになってしまうことが考えられます。さまざまなコーディネートやTPOに合わせやすいダイヤモンドの大きさとして程よい大きさと言われているのは0.2~0.3カラットですが、手の大きさによっては0.3カラットでも大振りに見えてしまう人もいますので、身に着けて自分がどう感じるかも大切な基準としておくと良いでしょう。
指輪のデザインについては、アーム全体にデザインが施されていないものを選ぶのがおすすめです。全周にデザインがある指輪の場合、サイズ直しができないケースが多いです。指のサイズは変わりやすいものですので、いざという時にサイズ直しができるよう、シンプルなデザイン(ソリティアやシンプルなメレ、ハーフエタニティ等)を選ぶと良いでしょう。
台座が低いもの
台座(石座)が高い(図1)とダイヤモンドが出っ張ってしまい、身に着けているだけであらゆる物にぶつけたり引っかけてしまうことがあります。普段使いしやすいデザインの婚約指輪を選ぶのであれば、台座が低いものがおすすめです。
ハーフエタニティのように地金にダイヤモンドが埋め込まれているデザイン、覆輪留めやはさみ留め、テンションセッティングなどを選ぶと、普段使いしやすくなります。
とはいえ婚約指輪らしい爪留めのデザインへの憧れや、爪留めならではの美しさを堪能したい人は多いと思います。その場合は、ショップの人にそのお店の台座が低い爪留めの指輪を見せてもらうよう、伝えてみましょう。
強い素材のもの
婚約指輪を普段使いするためには、変色に強く長く使っても変質の心配がないプラチナがおすすめです。プラチナには、10%割り金を混ぜたPt900や、他の金属を混ぜたPt950、純プラチナを意味するPt999などがあります。Pt999は純度が高い分、柔らかすぎて変形のリスクが高いため、普段使いをしたい場合は避けた方が良いでしょう。Pt900やPt950がおすすめです。
着け心地が良いもの
婚約指輪を着ける機会が多いようであれば、着け心地の良さで選ぶのもおすすめです。指輪の内側が丸みを帯びている内甲丸仕上げのものであれば、指輪を圧迫する面積が少なくなるためストレスが少なく身に着けられます。また指の付け根のラインに沿うようなウェーブラインの指輪の場合、違和感を感じにくいという人も多いです。ショップで試着しながら、自分の指に合った感覚のものを選ぶと良いでしょう。
結婚指輪としても使えるもの
婚約指輪と結婚指輪を兼用できる指輪もあります。このような指輪としてはハーフエタニティリングが人気です。
ハーフエタニティリングはダイヤモンドの留め方が立て爪ではないため、凹凸が少なく普段使いに向いています。結婚指輪の意味も合わせて1本で身に着ける人もいれば、結婚指輪に重ね付けをして楽しむ人も多くいます。飽きがこないデザインでもあるのでとてもおすすめです。
婚約指輪の着用シーン3選
何気ない毎日の中で婚約指輪を身に着けられたらとても素敵ですね。とはいえ、なんとなくどのようなシーンで身に着けるものなのか、想像がしにくい方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここからは婚約指輪を着けるシーンを定番も含め3つご紹介します。ぜひ参考にしてください。
1.パーティーや知人の結婚式で
目出度い席などで婚約指輪を身に着けるイメージは、多くの人が持っているのではないでしょうか。婚約指輪を身に着けると手元が華やかになるため、たくさんの人と交流するパーティーや結婚式などのイベントにはピッタリの装いになります。婚約指輪のダイヤモンドの大きさに合わせて、華美になりすぎないようネックレスやピアス・イヤリングを身に着けると綺麗なコーディネートになることでしょう。気を付けるポイントとして、催しに主役がいる場合はお呼ばれされた側である自分が目立ってしまうのはNGです。婚約指輪のダイヤモンドが大き目の場合は着けて行くのを避けた方が良いでしょう。
このようなイベントは毎日のようにある訳ではありませんので「普段使い」には当たりませんが、こういうシーンでは着けよう!と覚えておくと婚約指輪を身に着けられる機会を逃さずにいられます。
2.記念日やデートで
毎日婚約指輪を着けることになんとなくハードルを感じる場合は、パートナーとの特別な日を意識して身に着けると良いでしょう。例えば記念日や楽しみにしていたお出かけの日など、2人にとって特別な日や外出する日に意識して着けることで沢山身に着ける機会が生まれます。
3.実家への帰省で
両親・家族との集まりの場も、婚約指輪を着けるのにぴったりなシーンです。入籍後、しばらく経っても婚約指輪を愛用している姿を見られたら、親御さんからしても「二人はうまくいっている」と感じられることでしょう。ただし入籍前で、二人の結婚を正式に認めてもらえていない場合は、婚約指輪を着けていくかどうかは慎重に判断した方がいいでしょう。
婚約指輪を普段使いする際の注意点
ここからは、婚約指輪を普段使いする際の注意点をご紹介します。できればずっと着けていたい婚約指輪でも、TPOをわきまえて外した方がいいこともあります。これから婚約指輪の普段使いを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
職場でのルールを守る
婚約指輪は、仕事内容や職場の雰囲気によっては着けない方がいい場合もあります。例えば、子どもから高齢者までさまざまな年齢層と接することが多い業種や手先を使う作業がある場合は指輪を着けることができないとルールで決まっていることもあります。
その一方で、職場によっては婚約指輪を着けてもいいところもあるので、婚約指輪を着けたい場合は周囲をリサーチしてから判断するのもいいでしょう。落ち着いたデザインの婚約指輪であれば、周りも不快な気持ちになりにくくおすすめです。職場に婚約指輪を着けても問題ないのか分からない場合は、規定を確認してみましょう。
家事をする際はなるべく外す
婚約指輪はできるだけ長く着けていたいものですが、手作業が多い家事では外した方が安心です。料理や掃除など手先を使う作業は、婚約指輪に傷が付いたり、ダイヤモンドに油が付着し輝きが鈍るリスクがどうしても高まってしまいます。
また、掃除などで重たいものを持つときも、婚約指輪は外しておいた方が安心です。婚約指輪の素材によっては、負荷に耐えられず変形してしまうこともあります。外す手間が面倒に感じてしまうかもしれませんが、変形することでダイヤモンドが取れてしまうリスクが発生してしまうので、トラブルが起きる前にきちんと外して置くことが望ましいです。
汚れや変形といったリスクから婚約指輪を守るためにも、家事の時はなるべく外すようにしましょう。
弔事では着けない
葬儀、法要などでは婚約指輪を外すのがマナーです。弔事の際には、輝きが美しいダイヤモンドはふさわしくありません。一方で、結婚指輪はデザインがあまりにも派手なものでなければ、外さなくてもマナー違反にはならないこともこの機会に知っておくといいでしょう。
婚約指輪の代わりにTPOをわきまえたアクセサリーを付けたいのであれば、悲しみの涙につながると言われる真珠(パール)を使ったものを選ぶのが最適です。
婚約指輪のお手入れ方法
婚約指輪を毎日のように着けていると、知らないうちに汚れてしまうこともあります。日頃から時間を見つけて手入れするようにしましょう。婚約指輪を小まめにかつ適切なケアができていれば、長く普段使いしていてもある程度の美しさを維持することができます。
お手入れ方法は、研磨剤が配合されていない柔らかな布で優しく拭くだけと簡単です。乾拭きで取れない汚れは、ぬるま湯とジュエリー専用洗剤または中性洗剤で漬けおき洗いすると汚れをきれいに取り除くことができます。その後、毛先が柔らかいブラシで優しくこすり洗いするのも忘れないようにしてください。※貴金属や宝石の種類によってはお家でのお手入が難しい指輪もあります。必ずショップに確認するようにしましょう。
普段からできる婚約指輪のお手入れ方法としては、指輪を外した後は軽く汗などはふき取り、そのままにするのではなくジュエリーケースに入れたり柔らかい布を巻いて保管したりすると良いでしょう。
まとめ
婚約指輪は、パートナーへ結婚への決意を伝える大切なアイテムです。最近では、もらったら大切に保管するのではなく、普段使いする人が増えています。職場のルールに配慮したり弔事のときは外すなど、マナーを守りながら着けるようにしましょう。
普段使いしやすい婚約指輪を選ぶには、着け心地が良く、程良い大きさのダイヤモンドが付いていて台座が低いものがおすすめです。また、長く使うことを考えて、耐久性のある素材のものを選ぶのがベストです。
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