2023年08月25日
婚約指輪は一緒に選ぶべき?サプライズプロポーズのリスクと併せて解説
ー 目次 ー
婚約指輪は一人で選んでサプライズで渡すべきか、それとも一緒に選んで気に入ったものを贈るべきか、悩む方も多いでしょう。
この記事では、婚約指輪を一人で選ぶとき、一緒に選ぶとき、それぞれの注意点とポイントについて解説していきます。アンケート結果(期間:2024年2月9日~2月13日)と共に見ていきましょう。
婚約指輪は一緒に選ぶべき?判断するための3つのポイントを解説
婚約指輪はプロポーズのときに、パートナーの目の前で箱をパカっと開けて渡すイメージが強くあります。そのため、いざ自分がプロポーズを計画するとなると「一人で選んだ方がいいのか、パートナーと一緒に選ぶべきか」迷う方も多いようです。どちらの方法で行こうか悩んだ際に、確認すべき3つのポイントを解説します。
1. サプライズで渡したいなら一人で選ぶのがおすすめ!
サプライズプロポーズをしたい気持ちが強い方はもちろん、パートナーがサプライズ好きな傾向があるようでしたら、1人で選ぶのがおすすめです。
結婚への決意を示すために用意してくれた婚約指輪を目の当たりにし、パートナーはきっと感動してくれる筈ですが、サプライズプロポーズにはリスクもあります。どのような事に注意が必要か、詳しくは後ほど解説します。またパートナーがロマンチックな演出が苦手だったり恥ずかしがり屋だったりする場合は、自分がサプライズプロポーズをしたくても相手の考えを尊重してあげた方がいいかもしれません。
パートナーの考えや性格をよく理解したうえで、一人で選ぶという選択肢をとりましょう。
2. こだわりが強いパートナーなら、二人で選ぶ方が安全
ファッションへのこだわりの強い方は、小物へのこだわりも強い方が多いです。指輪やネックレスなど、普段から色々身に着けている人であれば、婚約指輪も自分で選びたいと思っているかもしれません。パートナーがファッションへのこだわりや興味が強い場合は、婚約指輪は二人で見に行った方がいいかもしれません。パートナーが自分で気に入った指輪であれば、きっと沢山着けてくれることでしょう。
ファッションへのこだわりが強い方で、サプライズ演出も好きな方の場合は、後ほど紹介する「ダイヤモンドプロポーズプラン」を使うのも方法です。
3. 自信がないなら二人で一緒に見に行くのがベター
婚約指輪を選ぶには、指輪のサイズ・デザイン・ダイヤモンド・価格・納期など、確認すべきことが多くあります。サイズは後から調整できるブランドもありますが、デザインなどについて一人で選ぶ自信がないのであれば、パートナーと一緒に選ぶ方がよいでしょう。二人で一緒に婚約指輪を選びにいく時間は、のちのち二人にとって幸せな思い出の1つになるはずです。
とはいえ、二人で行くからと言って何もイメージを持たずにショッピングに行くのではなく、事前に予算を決めるなど、気を付けたいポイントがいくつかあります。こちらについては後ほど解説します。
婚約指輪は誰と選んだ? 1位「男性が一人で選んだ(60人)」
婚約指輪を購入したことがある20~50代の男性200人にアンケート調査を実施したところ、「男性が一人で選んだ」が60人で最多でした。その理由について、アンケートに寄せられた回答を挙げてみましょう。
- サプライズをしたいと思ったので自分ひとりで買いました
- 男が選んで結婚するのがルールだと思ったからです
- 大切な妻へのプレゼントはひとりで買いたかったからです
- 夫になる自覚を持ちたかった、旦那になる初仕事という気持ちでした
- 相手が驚く顔を想像しながら買いたかったから
比較的多かったのは、パートナーを「驚かせたい」「喜ばせたい」といった気持ちから一人で購入したというコメントです。サプライズで指輪を渡したときに喜びや感動を表現してもらえると、渡した男性側としても格別の幸せを感じられるでしょう。
また、夫としての自覚や覚悟を持つために一人で購入した男性もいるようでした。愛する人への贈り物だからこそ、一人でこだわって選びたい方もいると分かります。自分が責任を持ってパートナーを幸せにしていくという強い決意が表れているともいえるでしょう。
そもそも婚約指輪はいつ渡すのが正解?
プロポーズをする予定の日にあわせて婚約指輪を手配する人が多いですが、全てのカップルがプロポーズを経て婚約をするわけではありません。パートナーとの日常のやり取りの中で結婚の意思確認が充分できているカップルもいます。そのような場合、お互いの親への挨拶や、両家顔合わせの日に合わせて婚約指輪を手配する方も多いです。
婚約指輪は、結納品として両家にお披露目するアイテムでもあります。近年では結納のようなかしこまった席よりも、顔合わせ食事会を開くパターンが多いようで、その席で婚約指輪を披露したいというカップルもいます。
プロポーズを予定している人はその日に間に合うように、挨拶や顔合わせなどのイベントの日が決まっている場合はその日に間に合うように、ジュエリー屋さんへ納期をきちんと確認しながら準備をしておきましょう。
婚約指輪をサプライズで渡すのはリスクが高い?
大切なプロポーズだからこそサプライズな演出を……と、婚約指輪を一人で購入し、予定日に向けてこっそり準備を進めていくのは意外と大変です。プロポーズまでの準備を頑張ったことがうかがえて、嬉しく感じるパートナーが多くいる一方、渡された婚約指輪に対しシビアな感想を持つ人もいます。
指輪のサイズが小さくて着けられない
サプライズでもらった婚約指輪。いざ左手の薬指につけてみたら、なんとサイズが小さくて着けられない!……なんてことになったら、せっかくのプロポーズシーンが台無しになってしまうかも。パートナーの左手薬指のサイズをしっかり(しかも内緒で)測れる機会は大変少なく、寝ている間に紙や太めの糸を巻き付けて計る方法を試しても、実際は全然合っていなかったというケースが多々あります。プロポーズの時に「小さくて着けられない」状況よりも「少し緩い」指輪を渡せるのが理想です。ペアリングを購入したことがあったり、既によく身に着けている指輪があれば、その指輪のサイズを参考に婚約指輪を手配するといいでしょう。また、サイズ直しが無料でできるブランドの指輪を選んでおけば、パートナーを安心させてあげられます。
パートナーを不安に思わせないように、サイズについてしっかり相談にのってくれてプロポーズ後のアフターフォローも行き届いた店舗で購入するとよいでしょう。
デザインが好みではない
ファッション小物や洋服などに対し人それぞれで好みがあるように、婚約指輪にも好みの傾向を取り入れたいと考える人は多いです。婚約指輪をもらったという出来事よりも、ファッション性を重要視しそうなパートナーであれば、サプライズプロポーズをした結果、デザインに不満を持たせてしまう可能性があるかもしれません。パートナーの好みや価値観などをしっかり理解したうえで婚約指輪を選びましょう。
自信はないけどジュエリーでサプライズはしたい、と考える場合は後述の「ダイヤモンドプロポーズプラン」を使用することもおすすめです。
ダイヤモンドの大きさへの不満
ダイヤモンドは大きければ必ずしも喜ばれるという訳ではありません。パートナーが大きいダイヤを好んでいれば別ですが、中には普段使いしやすい大きさを望んでいる人もいます。サプライズで渡す場合は、やはりパートナーの好みや価値観などをしっかり理解したうえでダイヤモンド選びを選びましょう。
安心してサプライズプロポーズができる3つの方法
せっかくのサプライズプロポーズですが、上記のように注意点も多く、沢山考えたり配慮したりしたものの、贈った婚約指輪に満足してもらえなかった・喜んでもらえなかったという結果になることも少なくはありません。万が一、このような状況になったとしても後から乗り越えられる方法をご紹介します。
1. プロポーズ後でもサイズ調整ができるブランドを選ぶ
パートナーの指のサイズが分からない(もしくは自信がない)状態で婚約指輪を贈ることを検討している場合は、プロポーズ後でも指輪のサイズ調整ができるブランドで購入するようにしましょう。プロポーズ後は、パートナーの正確な指のサイズを測ってもらうために改めて店舗へ行く必要があります。無料でサイズ調整ができるブランドの場合はパートナーに気負いさせることがないので、来店しやすくなるでしょう。
プロポーズ後にサイズが合わないと分かった場合は「ちゃんとサイズを合わせられるから、安心してね。」と、伝えてあげてください。
2. ダイヤモンドプロポーズ
サプライズで婚約指輪を贈りたい気持ちはあるけれど、パートナーに喜んでもらえるか自信がないという方や、デザイン選びに自信はないが、ダイヤモンド選びは1人でも大丈夫という場合は、ダイヤモンドプロポーズがおススメです。プロポーズではダイヤモンドをあしらった指輪を贈るのが一般的です。一方ダイヤモンドプロポーズは、ダイヤモンドのみを箱に入れてプロポーズをする方法で、婚約指輪の入った箱をパカっと開くのと同様に、箱を開けるとダイヤモンドのみが入っているという演出ができます。この方法であれば、パートナーの目の前で箱を開けるサプライズも演出可能です。ダイヤモンドだけのプロポーズに初めは驚かれるかもしれませんが、デザイン選びをパートナーと一緒にあとから行えますので安心です。サプライズ演出をしつつ、婚約指輪を一緒に選ぶ楽しさも大切にしたい方にもおすすめです。
とはいえダイヤモンドのみを販売してくれるブランドを探す必要があることと、ダイヤモンドの持ち込みを受け入れているブランドを探す必要があります。のちのち購入先とトラブルにならないよう、よく確認してブランド探しをしましょう。
トレセンテのダイヤモンドプロポーズプランは、トレセンテで購入したダイヤモンドのみを使用しますが、貴重なダイヤモンドをプロポーズの過程で紛失しないよう、またプロポーズの瞬間にダイヤモンドを素敵に魅せられるよう専用ケースが用意されています。デザインに悩んでいる人は、検討してみてはいかがでしょうか。
トレセンテの「プロポーズプラン」はこちらから
https://www.trecenti.jp/propose_gift/
実際の婚約指輪サプライズは難しい? 一生に一度の指輪は妥協したくない
婚約指輪を贈る側としては、やはりサプライズへの憧れがあります。一生に一度しかない婚約指輪やプロポーズに妥協したくないと思ってはいても、いざサプライズをしても相手の好みではなかったり、サイズが合わなかったりなどの問題が考えられます。
パートナーの考えや性格、好みを十分に理解している自信がない方や一緒に選ぶ楽しさを大切にしたい方は、二人で一緒に選ぶのも良いでしょう。アンケートにも、以下のような回答が寄せられていました。
- 彼女が気に入ってくれることを最優先にしたかったので、2人で一緒に選びました
- 大切な指輪になることと、高額な商品になるので失敗しないために2人で相談して決めました。初めはサプライズ的なことも検討していましたが、結果として良かったと思います。
- 色んなお店をまわるのも楽しいと思ったからです
- 挙式前の思い出を作りたかったからです
コメントにもあるように、婚約指輪は決して安い買い物ではありません。失敗しないために二人で買いに行った、彼女に選んでもらったという回答も多く見られました。また、指輪選びで色々なお店をまわるのが楽しいという回答もあったように、パートナーと一緒に買いに行くとそれ自体が素敵な思い出になることもあるでしょう。
婚約指輪をパートナーと一緒に選ぶときのポイント
婚約指輪をパートナーと一緒に選べば本人が希望するデザインを贈れるだけでなく、二人で一緒に出かけた思い出を増やすことができます。幸せな指輪選びの時間を過ごすために、事前に決めておきたい大切なポイントを解説します。
一緒にお店に行く日を決める
まずは、いつまでに婚約指輪を用意する必要があるのかをしっかり確認しておきましょう。セミオーダー・フルオーダーで作製する場合は注文から納品までに約3カ月以上かかることもあります。親への挨拶や顔合わせなどを計画している場合は、少なくともその3か月以上前から指輪のリサーチを始めた方がいいでしょう。
どうしても急いで婚約指輪を渡したい場合もあると思います。その場合は既製品の販売を行っているブランドを探しましょう。この場合、サイズ直しの可否や、アフターフォローがしっかりしているブランドを選んでおくと安心です。
トレセンテの「即納プラン」はこちらから
https://www.trecenti.jp/propose_gift/
予算を決める
パートナーに予算を伝えるのは憚られる、と感じる人は多いのではないでしょうか。予算感を共有しておくことは、二人にとって特別な買い物ですからとても大切なことです。正直な予算を二人で把握していればお互いに探り合いをするようなことが無く、指輪選びの時間が気まずくなることを回避できます。またお店の人に希望の予算を伝えることで、二人にとってベストな提案をしてもらえる可能性が高くなります。
お金の話はナイーブになる件かもしれませんが、結婚すればお金の話はつきものです。来店前に予算について話し合っておくことをおすすめします。
店舗を決める
長く愛用できる婚約指輪を選ぶためにも、購入先となるブランド・店舗選びはとても大切です。婚約指輪や結婚指輪の販売実績が豊富であることはもちろん、親身になって指輪選びをサポートしてくれるスタッフが在籍しているかも確認しましょう。店舗のホームページや口コミを確認すると分かりやすいです。
デザインの好みだけで来店する店舗を決めるのも悪くないですが、安くない買い物ですので品質やアフターサービスについても調べておくといいでしょう。指輪の洗浄やサイズ調整、石落ち保証など、アフターサービスが充実していれば安心して婚約指輪をつけられます。また一生物としてふさわしい品質やこだわりをもった商品かなど、自分たちのライフスタイルや価値観に沿ったサービスを提供してくれるブランドを見つけられたら最高です。
ジュエリーショップやブライダル専門店では、事前予約制や予約優先の店舗が増えていますので、ホームページなどを確認してしっかり試着ができるようにしましょう。
一緒に選ぶ前に確認したい婚約指輪やダイヤモンドの基礎知識
希望の婚約指輪を選ぶためにも、店舗に足を運ぶ前にリングやダイヤモンドの基礎知識を身に付けるのがおすすめです。代表的なデザインとダイヤモンドの選び方を紹介します。
デザイン
婚約指輪の代表的なデザインを3つ紹介します。
■ソリテール(ソリティア)
ソリテールは伝統的なデザインで、中央に一粒のダイヤモンドをセットしたシンプルな婚約指輪です。飽きにくい婚約指輪の代表格で、長年親しまれているデザインです。
■サイドメレ
サイドメレは、センターダイヤモンドの脇にダイヤモンドが沿えられているデザインです。両脇に添えられていたり、アシンメトリーなデザインになっていることもあります。サイドストーンの大きさや位置によって個性的なデザインにすることもできます。
■ラインメレ
ラインメレは、指輪の金属部分に小さなダイヤモンドが線状にあしらわれているデザインです。ダイヤモンドの量ならびに線の形によって、雰囲気が変わってきます。
素材
婚約指輪に使われる素材は、以下の3種類が多いです。
■プラチナ(PT)
プラチナはアレルギーが起きにくく、金に比べると変色にも強いため、日本の婚約指輪市場では最もよく使われている素材です。無色透明なダイヤモンドを引き立てる素材であり、ウエディングドレスを思わせる純白な色合いが特徴です。
■ゴールド
ゴールドはプラチナよりも強度・硬度が高く、日本人の肌の色に馴染みやすい素材です。
「イエローゴールド(K18YG)」……黄色味が強いゴールド。デザインによってはカジュアルな印象、またラグジュアリーな印象にもなれます。
「ピンクゴールド(K18PG)」……程よく赤み(ピンク)があるゴールド。日本人の肌色に特に馴染みがよく、自然な印象になります。
ホワイトゴールド(K18WG)という素材もありますが、見た目の白さで結局プラチナが好まれるケースが非常に多く、婚約指輪では取り扱わないブランドもあります。
ダイヤモンドの品質(4C)
ダイヤモンドは他の宝石と異なり、以下の4つの国際評価基準が適用されます。
● Carat(カラット)・・・重さ
● Cut(カット)・・・・・輝き
● Color(カラー)・・・・色
● Clarity(クラリティ)・・透明度
4Cそれぞれの評価が高いダイヤモンドほど価値が高く、美しいとされています。
婚約指輪選びに迷っているなら二人で一緒に選ぶのもおすすめ
婚約指輪を贈ろうにも、どのようなデザインが良いか迷っているのであれば、パートナーと一緒に選ぶのもおすすめです。サプライズプロポーズにこだわりたい場合は、サイズ直しなどのアフターフォローをきちんと考えておくことや、ダイヤモンドプロポーズを検討するのも良いでしょう。
トレセンテではサプライズプロポーズを考えている人へのフォローやダイヤモンドプロポーズプラン、即納プランなど、創業より35年以上培ったノウハウをもとに案内をしています。品質にこだわりをもっていること、またサイズ直し無料を始めとするアフターサービスにも力を入れているため、結婚後も末永く婚約指輪を愛用できるでしょう。プロポーズをお考えの際はもちろん、パートナーと一緒に指輪を選ぶ場合でも安心して相談してみてください。