2023年08月25日
婚約指輪はいつつけるのが正解?普段使いのマナーと合わせて解説!
ー 目次 ー
婚約の証として贈られる婚約指輪は、一生の宝物といっても過言ではないでしょう。大切にするあまり大事に保管をした結果、いつつけるの?と疑問に思うことも。大切な婚約指輪も結婚指輪と同じく、普段使いするのがおすすめです。
本記事では、婚約指輪はいつつけるのがよいか、マナーと合わせて解説します。
婚約指輪はいつつけるもの?贈って貰った日からつけてOK!
婚約の証として贈られる婚約指輪。大粒のダイヤモンドが輝く華やかなデザインが目を引くものの、高価なこともあり、いつつけるべきか迷うケースもあります。婚約指輪をつけるタイミングを紹介します。
婚約指輪は贈って貰った日からつけて問題なし
プロポーズのときや記念日など、婚約指輪をパートナーから贈ってもらったら、当日からつけて問題ありません。高価な品だからと大切にしまっておくよりも、たくさん身につけた方が、贈った甲斐があったと思われるでしょう。
自分の結婚式で身につけることも可能
婚約指輪は、結婚式当日に身につけても問題ないものの、指輪交換の前には外しておきましょう。
なお、結婚式で婚約指輪をお披露目したいのであれば、エンゲージカバーセレモニーがおすすめです。指輪交換を行った後、花嫁の結婚指輪の上に婚約指輪を重ねてつける儀式のことで、婚約期間の終わりを表すとともに、誓いを立てた永遠の愛に蓋をするロマンチックな意味合いがあります。
職場につけていくのもあり
勤めている会社の規則や、自身の業務の中で取り扱う物に配慮したうえで、問題がなければ職場に指輪をつけていくこともOKです。婚約指輪を着けていることで周りの人たちから何かしら反応される事が考えられますので、事前に報告しておくべき相手には先に婚約の報告を済ませておくといいでしょう。また、過去に先輩や同僚が婚約指輪をつけて出勤していたかも確認し、周囲に合わせるとよいでしょう。
入籍後もつけて問題なし
婚約指輪という名前ではありますが、入籍後につけていても全く問題ありません。家族や友人の結婚式、子どもの入学式など、祝いの席や特別なときの装いを彩ってくれるアイテムのため、大切な日にこそ身に着けてみてはいかがでしょうか。もちろん、ちょっとしたランチやディナーなど、普段使いにもおすすめです。せっかく贈ってもらった婚約指輪だからこそ、タンスのこやしにすることなく、おしゃれとして楽しみましょう。
入籍後は婚約指輪をいつつける?おすすめシーンを紹介!
入籍後に婚約指輪はつけられないと思って大切に保管してしまう人もいらっしゃるようです。せっかくの指輪が、それでは勿体ないですよね。婚約指輪は二人の決意の証。結婚当初の温かな気持ちをいつまでも忘れないよう、大切なシンボルとして普段から見に着けて頂くと夫婦円満の秘訣になるかもしれません。
以下では「婚約指輪っていつ着けるの?」と迷われている方に、おすすめの着用シーンを紹介します。
お出かけするとき
結婚後は、外出やデートのときに婚約指輪をつけるのがおすすめです。普段から婚約指輪を使っているパートナーの姿を見れば、贈った側としてもうれしくなるでしょう。結婚指輪との重ねつけも素敵ですね。結婚記念日やちょっと豪華なディナーデートなど、婚約指輪はおしゃれな雰囲気の場所にとてもよく合います。
結婚式やパーティー
友人の結婚式やパーティーなど、フォーマルなおしゃれに合わせやすいのも婚約指輪の特徴です。結婚指輪と婚約指輪を重ねて着けるスタイルが人気です。
結婚式ではゲストが目立ちすぎるファッションをすることはマナー違反ですが、婚約指輪・婚約指輪はフォーマルアクセサリーのため、問題ありません。結婚式・パーティーには気兼ねなく身に着けて行ってください。
特別な外出時
観劇やコンサートなど、華やかな装いのときに婚約指輪をつければ、気分もぐっと盛り上がります。おしゃれな女子会や、久しぶりに友だちと会うときなど、自分にとって特別な外出時にもおすすめです。
帰省時や親族と会うとき
結婚の挨拶時は身に着けることに気を遣った婚約指輪ですが、結婚後であれば気兼ねなく着けていられます。婚約指輪を大切につけている様子を見た親は「二人の仲が変わらず良い」という印象を持つかもしれません。祝い事で親族が集まるときにもおすすめです。
子どもの行事のとき
ダイヤモンドのセッティングが低く、身の周りに引っ掛かりにくいような爪のデザインであれば、子供が小さい内でも婚約指輪を身に着けやすくなります。お宮参りやハーフバースデーをはじめ、フォーマルなコーディネートが求められる七五三や入学式・卒業式などの行事には、特に身に着けることをおすすめします。
婚約指輪の普段の使い方をアンケート調査!
婚約指輪はパートナーとの絆を象徴するアイテムです。ただ、いつつけるべきかわからず、購入をためらうカップルの方もいるのではないでしょうか。婚約指輪をつけるタイミングにはさまざまな考え方があります。一般的には、結婚式やパーティーなどのフォーマルな場でつけるとされていますが、最近では、普段使いで婚約指輪をつける人も増えてきました。
以下では、婚約指輪を持っている男女20~50代の200人を対象に行ったアンケートを参考に、婚約指輪を着けるタイミングについてご紹介します。婚約指輪のつけ方に迷っている方や婚約指の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
婚約指輪はいつつける? 1位は「日常的につける(67人)」
まずは婚約指輪をつけるタイミングについて、アンケートの結果を見てみましょう。最も多いのは「日常的につける(67人)」でした。
では、なぜ日常的につける人が多いのでしょうか?アンケートに寄せられた回答コメントを見てみると、以下のような理由が挙げられていました。
- 愛する人からのプレゼントなので、常に身につけていたいと思う
- 結婚の約束の証なので、外すと不安になる
- 自分のステータスや自信の象徴なので、誇らしくつけたい
- パートナーとの思い出や幸せを感じることができるので、つけていると元気になる
- 高価なものなので、つけていないともったいないと思う
これらのコメントからは婚約指輪を日常的につける人は婚約指輪に対して、強い愛着や感謝、誇り、幸せなどの感情を抱いていることが伺えます。婚約指輪は単なるアクセサリーではなく、パートナーとの関係や自分自身の価値を表現するものとして、日常生活の中で大切にしているようです。
婚約指輪はいつつけるべき? 普段使いできるシーンはこんなとき!
続いて、普段使いで婚約指輪をつけるのはどのようなときが多いのか見てみましょう。婚約指輪をつけるシーンとして考えられるものを挙げてみました。
- パートナーとのデートや食事などのロマンティックな場
- 友人や同僚との集まりや飲み会などのカジュアルな場
- 買い物や散歩などのリラックスした場
- 仕事や勉強などの場
これらはどれも日常生活でよくあるシーンですが、婚約指輪をつけるとどのようなメリットがあるか考えてみましょう。
パートナーとのデートや食事では、婚約指輪をつけることでお互いに愛情を確認したり、特別な気分になったりします。友人や同僚との集まりや飲み会では、周囲の人の興味を引き話題の中心になれるかもしれません。
買い物や散歩などのリラックスした場では、自分の美しさや魅力を引き立たせたり、パートナーの存在を思い出したりすることもあるでしょう。仕事や勉強などの忙しい場では、目標や夢を忘れずに頑張ったりパートナーの応援を感じられたりします。婚約指輪を普段使いすることは、自分の気持ちや行動にプラスの影響を与えることが期待できます。婚約指輪は自分やパートナーとの関係をより良くするためのツールとしても活用できるのです。
意外と多い! その他の意見をチェック
アンケートで33人が選択したその他には、婚約時代の気持ちを思い出したいときにつける人や、一時的な理由で日常使いを避けている人の意見が見られました。実際の声を確認してみましょう。
- 家でのんびり過ごすときにつけています。たまに婚約時代の恋人気分に戻れる
- 目に見えるところに飾っています。インテリアとしても活用できるし、見ると婚約時代の気持ちを思い出せます
- なんとなく誰かに自慢したいので、友達と会うときや誰かと交流する場には必ずつけています
- 実家にいく年末だけつけるようにしています
- 子供がまだ小さく、怪我をさせてしまう恐れがあるため今はつけていません
- 立爪の物をリメイクし、日常にも外出にも使えるようにしています
日常使い以外にも、婚約指輪にはそれぞれの使い方があることが分かります。お二人の思い出の品として、いつまでも新婚当初の気持ちになれるのは婚約指輪ならではでしょう。
婚約指輪を日常的につける人はかなり多い!
婚約指輪を持っている男女20~50代の200人にアンケートを行い、その結果と回答コメントをもとに婚約指輪のつけ方についてご紹介しました。結果として、婚約指輪を日常的につける人が圧倒的に多いことがわかります。
婚約指輪を日常的につけるメリットは、自分やパートナーとの関係をより良くすること、自分の気持ちや行動にプラスの影響を与えることです。婚約指輪を普段使いできるシーンとしては、パートナーとのデートや食事などのロマンティックな場や、友人や同僚との集まりや飲み会などのカジュアルな場などが挙げられます。
婚約指輪は単なるアクセサリーではなく、パートナーとの関係や自分自身の価値を表現するものです。婚約指輪をつけたいシーンを想定しながら、ご自身の気に入ったデザインを探してみましょう。
注意!婚約期間中でも婚約指輪をつけない方がいい場面
婚約指輪をコーディネートの一部として普段からオシャレに取り入れたいものの、周りの物や人にぶつけてしまったり、指輪をなくしたりする恐れもあるため注意しましょう。気をつけるべきシーンを解説します。
力がかかると変形の恐れも
ジュエリーは繊細なつくりの物が多いため、スポーツや力仕事の際に身に着けていると、破損や変形を引き起こす可能性が非常に高いです。特に婚約指輪でよく使用されている素材「プラチナ」は非常に柔らかい素材で、力の加わり方によっては大きな変形を招くこともあります。スポーツや、手元に負担がかかるシーンがある場合は、必ず指輪を外すようにしましょう。
ライブやお祭りなどの人混みではつけない
ライブやお祭りのように人が密集する場所では、ダイヤモンドの突起部分が他の人の荷物などに引っ掛かる恐れがあります。気づかずにそのまま指輪が外れてしまい、紛失してしまう事も。またデザインによってはぶつけた相手に傷を負わせてしまう可能性もあります。なるべく人混みでの着用は避けた方が良いでしょう。それでも沢山身に着けたい人は、婚約指輪を選ぶ際に気を付けてデザインを選ぶことをお勧めします。またサイズが緩いまま身に着けることが無いよう、サイズ直しをきちんとしておくことが大切です。
プールや温泉では流される危険あり
プールや温泉への着用も、上記と同様で紛失やトラブルを生む恐れがあります。特に温泉の成分は、婚約指輪の素材によっては変色を招くことも。また更衣室に置いている間に盗難に合うケースもあります。
大切に指輪を末永く使うためにもレジャー先では婚約指輪を外しておくこと、また貴重品として厳しく管理をしておくようにしましょう。
旅行中は紛失や盗難に注意
旅行先では婚約指輪の置き忘れや紛失のリスクが一層高くなります。特に海外へ行く場合は、行き先の治安が心配なところです。下調べをし、少しでも不安な場合は婚約指輪を持っていかないようにしましょう。
特に新婚旅行では婚約指輪を身に着けて行きたくなると思います。持っていく際は貴重品として厳重に管理するようにしましょう。
結婚前の両親への挨拶
パートナーの親へ挨拶に行くときに婚約指輪をつけていくべきか否か、悩む人も多いのではないでしょうか。「ちゃんとプロポーズの贈り物をしたんだ(されたんだ)」と好印象に思われることもあれば、「まだ結婚を承諾していないのに」と、快く思われないこともあります。既に面識があったり、結婚に賛成されているのであれば、挨拶の日に身に着けていても大丈夫かもしれません。結婚に対する両家の反応が分からなかったり、結婚自体に反対されているのであれば、挨拶に行く日には婚約指輪をつけない方が良いでしょう。心配な場合は、婚約指輪を箱に入れて持っていくのがおすすめです。
葬式や法事
葬式や法事など、お悔みの席では基本的に光沢のあるジュエリー類は身につけてはいけません。もちろん、婚約指輪もマナー違反です。結婚指輪はよいとされるものの、ダイヤモンドがちりばめられたような華やかなデザインのものは、不適切とされることもあります。もし、ジュエリーをつけたいのであれば、真珠のネックレスや耳飾りなど、光沢のないジュエリーが適しています。
普段使いしやすい婚約指輪の特徴
婚約指輪を普段使いしたいのであれば、つけ心地のよさや、ダイヤモンドセッティングの「高さ」、爪の大きさもポイントです。また結婚指輪との重ねつけを前提に作られた婚約指輪なら、自然と普段から着けやすくなります。
つけ心地のよさ
指と接地する面積が多い指輪は、圧迫感が強く着けていて疲れやすくなります。また角ばったデザインの場合、隣の指への当たりが気になってしまうこともあります。昔ならではのゴツゴツした指輪には多く見られる特徴ではありますが、近年のブライダルジュエリーではこのような特徴とは反対の、甲丸型のデザインが多くなっています。甲丸型の指輪はつけ心地が良くなりますのでおススメです。とはいえ、メーカーの製造過程や金属量によっては耐久性が低い指輪に仕上がってしまう可能性があります。つけ心地が良い指輪を選んだら、同時に耐久性について注意をしておいた方がいいでしょう。
ダイヤモンドの「高さ」と爪の大きさ
ダイヤモンドのてっぺんが突き出ている婚約指輪は身の周りの物にぶつけやすくなります。また、ダイヤモンドを留める爪の形が大きかったり尖っている場合、衣服にひっかけるリスクが高くなります。普段から婚約指輪を身に着けたい場合は、ダイヤモンドが突き出る「高さ」はより低いデザインを、爪は小さく丸みを帯びた指輪を選ぶことがおすすめです。
服装に合わせやすい
婚約指輪はプラチナが多いものの、イエローゴールドやピンクゴールドなど肌の色に合わせやすい素材もあります。普段のファッションや肌の色、手持ちのジュエリーも考慮して、合わせやすいものを選びましょう。
結婚指輪との重ね付け(セットリング)
婚約指輪を普段から着けたい場合、結婚指輪との重ねづけを意識するといいでしょう。特に「セットリング」と呼ばれる、2本を重ねることで一つのデザインになったりまとまりのあるコーディネートになるように設計されている指輪の場合は悩まずに着けやすいです。
婚約指輪の輝きを保つお手入れ方法
普段のお手入れでは、使用後に柔らかい布やメガネ拭きなどで優しく汚れを落としましょう。汚れが気になるときは、水洗いした後に柔らかい布で拭き取ります。ダイヤモンドのみであれば、中性洗剤を薄めたぬるま湯に入れ、子ども用の歯ブラシなどで優しく擦り洗いしても問題ありません。
ただし、婚約指輪の素材や宝石の種類によっては水分に弱かったり、中性洗剤が使えないものもあるため、安易に自己判断でお手入れすることはNGです。安心・安全にお手入れしたいのであれば、購入したジュエリーショップに依頼するのがおすすめです。アフターサービスで無料のお手入れをしているショップも多くあります。
婚約指輪はいつまでも大切に身につけよう
結婚後は出番が少ないと思われがちな婚約指輪ですが、パートナーとのデートや特別な日のお出かけなど、普段使いを楽しんでいる人は多くいます。二人にとって大切な宝物ですから、いつまでも大切に身につけましょう。
トレセンテでは、つけ心地がよく普段使いしやすよう配慮した婚約指輪を取り揃えています。店舗には多数のジュエリースタイリストが在籍。お客様が末永く愛用できる指輪を提供します。プロポーズ・結婚をお考えの際は、ぜひお気軽にご来店・ご相談ください。