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2024年01月24日

婚約指輪の相場はどのくらい? 年代別平均購入価格や選び方の目安

婚約指輪プロポーズご結婚前のカップル

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ー 目次 ー

婚約指輪をパートナーに渡すとなると、やはり気になるのが値段ではないでしょうか。婚約指輪の相場が「給料の約3カ月分」と言われていた時代もありましたが、そのころと比較すると、現代の平均の購入価格は下がっています。

本記事では、婚約指輪の相場を年代別の平均購入価格とともにご紹介します。また、婚約指輪の価格が決まる要素などもお伝えしますので、これから婚約指輪を購入しようと考えている方はぜひ参考にしてください。

婚約指輪の相場は?

婚約指輪を購入する際には「できる限りパートナーの期待に応えられるものを贈りたい」と考える方も多いのではないでしょうか。では、直近の価格相場はどうなっているのでしょうか。

「ゼクシィ結婚トレンド調査」によると、婚約指輪の相場は40万円4,000円となっています。ボリュームゾーンは、20万〜40万円の価格帯です。(※)

婚約指輪は給料3カ月分ともいわれた時代もありましたが、現代は物価高騰による節約志向や価値観の多様化などの理由で、高額な婚約指輪を購入する人は減少傾向にあります。収入に対して無理のない範囲で婚約指輪を選ぶ人が増えたことで、ジュエリーショップなどでも、20万〜40万円の価格帯の商品も多く取り揃えられています。

「大切なのは婚約指輪の価格ではなく気持ちだ」と考える人も多くいるので、婚約指輪の相場はあくまで目安として考えるようにしましょう。

※参考:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022

【年代別】婚約指輪の相場

では、年代別ではどのような相場なのでしょうか。「ゼクシィ結婚トレンド調査」の調査結果を基にご紹介します。(※)

※参考:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022

24歳以下の方の平均購入価格

妻の年齢が24歳以下の場合の、婚約指輪の平均購入価格は31万8,000円と全体の婚約指輪の相場を8万6,000円下回る結果となりました。

そのうち37.5%が30万円〜40万円の価格帯の婚約指輪を購入しています。次いで多かったのが、20万円~30万円の価格帯で全体の18.8%でした。40万円以上の価格帯で購入したのは、全体のわずか25.1%で他の年代よりも少なくなっています。

25~29歳の方の平均購入価格

妻の年齢が25〜29歳の場合の、婚約指輪の平均購入価格は39万1,000円となっています。全体の婚約指輪の相場よりも、1万3,000円ほど下回る結果となりました。婚約指輪のボリュームゾーンとされる20万〜40万円の価格帯で購入した割合は全体の48.3%です。40万円以上の高価格帯の婚約指輪を購入した割合は38.7%で、100万円以上の高価格帯の婚約指輪を購入した方は全体の4.6%でした。

30~34歳の方の平均購入価格

妻の年齢が30〜34歳の場合の、婚約指輪の平均購入価格は43万7,000円です。30万〜40万円の価格帯は全体の34.4%となっています。この年代は、100万円以上の婚約指輪を購入した方が全体の6.6%と高い割合を占めています。30代は20代と比較して収入が増え、高価格帯の婚約指輪を購入する方が増えてくるようです。

35歳以上の方の平均購入価格

妻の年齢が35歳以上の場合の、婚約指輪の平均購入価格は48万円です。婚約指輪の相場を7万6,000円上回る結果となりました。この年代になると経済的にゆとりが出てくる方も多いのか、40万〜50万円と相場よりも高めの婚約指輪を購入する方が全体の27.8%となっています。

婚約指輪の価格はどう決まる? 選ぶ際の目安

婚約指輪の価格は、ダイヤモンドのグレードや指輪の素材、デザインを元に決められます(細かな価格設定はジュエリーブランドによって異なります)。ジュエリー店を下見しながら、こだわりたいポイントを見つけておきましょう。こだわるポイントを優先しながらも予算に無理がない選択をすることで、満足できる買い物ができるようになります。

ダイヤモンドのグレード(4C)

婚約指輪の価格は、どのダイヤモンドのグレードを選ぶのかで大きく変わります。ダイヤモンドを評価する基準にGIA(米国宝石学協会)が制定した国際基準の「4C」があります。この基準をベースに、ダイヤモンドは重さや色、透明度、研磨状態の4つの要素を総合的に評価されるのです。

客観的な評価ができるシステムを採用し、ダイヤモンドのグレードの正確性をアピールするジュエリーブランドも増えてきました。

Carat(カラット)

Carat(カラット)とは、ダイヤモンドの重さを表す単位のことです。1ct(カラット)は約0.2gです。ダイヤモンドの重さが増えると、カラットの数値やサイズ(直径)も大きくなり、価格も高額になっていきます。

「ゼクシィ結婚トレンド調査」によると、婚約指輪で購入されやすいダイヤモンドのカラット数は0.2ct〜0.4ctということが分かっています。(※)

※参考:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022

Color(カラー)

ダイヤモンドの多くは、無色透明ではなくうっすらと色が付いています。23段階評価(D〜Z)のうち、高評価のダイヤモンドはD〜Fの無色に近いもので、黄色味がかったダイヤモンドは、評価が低くなります。婚約指輪では無色~ほぼ無色のダイヤモンドが人気ですが、価格が高くなる傾向がありますので予算と相談しながら決めると良いでしょう。他にも、ファンシーカラーダイヤモンドという天然でハッキリと色が付いたものがありますが、こちらは一般のダイヤモンドとは異なる基準で評価され、オークションで取り扱われるほど高額になることも多いです。

Clarity(クラリティ)

ダイヤモンドの透明度は、内包物や傷の数、位置、大きさによって変わるものです。Clarity(クラリティ)は、FL(フローレス)からI3(インクルーデッド3)の11段階評価となっています。

内包物を多く含むダイヤモンドは透明度が低いだけでなく、耐久性が低いというデメリットもあるため、輝きが不十分になることは勿論、長期的に保有するには不向きです。婚約指輪においては、VSクラス以上のものを選ぶのがおすすめです。

Cut(カット)

Cut(カット)とは、ダイヤモンドのプロポーションや研磨状態、対称性について評価するものです。婚約指輪で使用するダイヤモンドは、光を効率よく光学反射させる「ラウンドブリリアントカット」が主流で、人の手でカットされます。輝きに大きく関わる要素のため、excellent以上を選ぶと良いでしょう。

デザイン

デザイン

婚約指輪のデザインは、見た目や着け心地に影響を与える要素の一つです。ひと口にデザインといっても、ダイヤモンドの量やオリジナリティに溢れるものなど、幅広いのが特徴です。以下では、基本の型とされるデザインをご紹介します。

ソリテール

ソリテールは、婚約指輪の定番ともいわれるデザインです。指輪を着けるだけで、一粒ダイヤモンドを存分に感じられるでしょう。

「ゼクシィ結婚トレンド調査」によると、ソリテールを購入した際の平均価格は37万6,000円となっています。またソリテールを選んだ方のうち、20万〜40万円の価格帯で購入した方は全体の57%となっています。

※参考:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022

サイドメレ

サイドメレは、メインのダイヤモンドの周りに小さなダイヤモンド(メレダイヤモンド)を施したデザインです。ダイヤモンドの配置やバランスで雰囲気が変わるため、バリエーションも豊富で、人気のデザインです。

「ゼクシィ結婚トレンド調査」によると、メレの指輪の平均購入価格は41万9,000円です。また20万〜40万円の価格帯のメレの指輪を購入した方は51.2%いたことが分かっています。

※参考:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022

エタニティ

エタニティとは、複数のダイヤモンドがきれいな列になって並んでいるデザインのことです。指輪の全周にダイヤモンドがあるものをフルエタニティ、半周にダイヤモンドがあるものをハーフエタニティと呼びます。ラグジュアリーでありながらも使いやすいデザインであるため、婚約指輪としても人気のデザインです。結婚記念日などの記念品として贈るのも人気で、結婚指輪との重ね付けに憧れている人も多いです。

デザインはこれだけではなく、実に様々です。サプライズプロポーズを検討している人の場合、一番悩んでしまうポイントかもしれません。純国産ブランド「トレセンテ」ではダイヤモンドだけを先に選んで贈り、あとからパートナーとデザイン選びができる「ダイヤモンドプロポーズプラン」というサービスも人気です。悩む際は一度、相談に訪れてみてはいかがでしょうか。

リングの素材

婚約指輪の定番素材は、耐久性に優れたプラチナとゴールドです。それぞれの特徴を見ていきましょう。

プラチナ

プラチナ

プラチナは、銀白色の見た目が特徴で希少性が高い素材として知られています。ジュエリーに使われているプラチナはPt950、Pt900、Pt850など、純度が高いものが多いです。また変色や変質に強いため、長く保有する婚約指輪との相性も抜群な素材といえます。柔らかく加工しやすいため様々なデザインを実現しますが、純プラチナ(Pt999)の場合は変形しやすくなるため注意が必要です。

ゴールド

ゴールド

ゴールドは、プラチナと同じくらいの人気が高い婚約指輪の素材です。ジュエリーに扱われているゴールドではK18(75%)、K14(58%)などが人気です。K24(純度99.9~100%)は柔らかすぎてジュエリーには不向きとされていますが、資産として所有する人もいます。婚約指輪として購入するのであれば、K18が変色しにくく強度もあるためおすすめです。

またゴールドは、合金によってピンクゴールドやイエローゴールド、ホワイトゴールドなどの色味を作ることができます。好みや肌馴染みの良さに合わせて選ぶと良いでしょう。

ジュエリーブランド

婚約指輪は、ジュエリーブランドによって価格が異なります。ジュエリーブランドとひと口でいっても、海外のハイブランドから国内のカジュアルブランドまで、さまざまです。

パートナーによっては好きなブランドやこだわりがあるかもしれません。もしサプライズで婚約指輪を贈る場合は、事前に聞いておくと良いでしょう。

婚約指輪の決め手は?

婚約指輪をいざ選ぶとなると、どれにすればよいのか悩んでしまうものです。定番の決め手には、婚約指輪のデザインやパートナーが好きなジュエリーブランド、着け心地、重ね付けのしやすさなどがあります。

また婚約指輪は予算をしっかりと決めて、無理のない範囲で選ぶことも大切です。思い切って高額の婚約指輪を購入しても、大切にしようとしてあまり着けてもらえない可能性もあります。パートナーに心から喜んでもらえるためには、自分の考えだけでなくパートナーの意見も取り入れた方がよさそうです。

まとめ

婚約指輪は、パートナーへ愛の証として贈る特別なものです。婚約指輪の相場は給料3カ月分ともいわれていた時代もありましたが、現在は高価な価格帯の婚約指輪を購入する方だけでなく、比較的リーズナブルな婚約指輪を購入する方もいらっしゃいます。

婚約指輪の価格は、ダイヤモンドとデザイン、リングの素材、ジュエリーブランドで決まるものです。ただし、時代とともに価値観やライフスタイルの変化もあり、婚約指輪に求められる要素も変わってきています。無理なく支払える金額の範囲内で、自分たちにぴったりの婚約指輪をパートナーと一緒に選んでみてはいかがでしょうか。

TRECENTIでは、確かな技術を身に付けた熟練のグレーダーがダイヤモンドを厳選しているので、高品質な婚約指輪の中から自分たちに合った一品に出会えます。婚約指輪をお探しの方は、ぜひ一度ご来店ください。

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